このブログでは、私が緘黙だった頃のことを連載形式で書き続けています。今回は中学生編の第28回です。通算第55話をお届けします。
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■ 入試翌朝、地元紙に問題と解答が載る
公立高校の一般入試(本命校受験)が終わった次の日の朝のことです。地元の新聞に、前日の入試問題と、予備校講師が解いた解答例が掲載されました。
私はこれを見て、さっそく答え合わせをしました。合格点のボーダーラインは予め聞いていたので、採点をすれば合否もだいたい見当がつきます。
採点の結果、私の点数はボーダーラインとほぼ同じ点数でした。合格の可能性は五分五分といったところだろうか、そう思いました。
■ 友達ゼロの私、卒業式に大した思い入れもなく
入試の翌日にあたるこの日には、中学校の卒業式がありました。私は卒業生として出席しました。
私にとって、小学校以来2度目の卒業式です。過去にも書きましたが、小学校の卒業式には苦い思い出があります。クラス最後の終礼のとき、当時担任のY先生に、私一人だけが「ありがとうございました」と言えなかったことです(第27話参照)。「卒業式」というと、こういうドラマチックなことが起るような気もするのですが、今回はどうなのでしょうか。
私は今回の卒業式に大した思い入れは持っていませんでした。卒業式を最後にクラスメイトと離れ離れになると言われても、決まった友達も、気になる異性(?)もいなかった私には、大したことのようには思えなかったのでした。
一方、高校受験には強い思い入れを持っていました。なにしろ、「緘黙治すより勉強の方が大事」(第30話参照)と考えるほど、勉強に力を入れていた中学生活です。「志望する公立高校の合格を決めたとき、そのときこそが自分の真の卒業だ」そんなことを考えていました。
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2010.02.09
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私と私の緘黙
イギリスの現地時間2月2日午後10時30分から、BBC One(日本で言えばNHK総合?)のテレビ番組 "Being Mum Season" が、"My Child Won't Speak" と題する場面緘黙症の特集を組みます。この番組は、イギリス全土のうち、イングランドで放送されます。
また、1月30日には、イギリスの新聞 Daily Mail で、"Silenced by herself... the little girl who chooses not to speak" という場面緘黙症を主題とした記事が公開されました(電子版で確認)。
いずれも、イギリスの代表的なメディアです。大手メディアが、ここにきて立て続けに場面緘黙症を取り上げています。日本では考えられないことです。
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2010.02.01
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ドラマ、新聞記事等になった緘黙
文部科学省や厚生労働省といった政府のホームページには、緘黙に関する情報が少しだけですが掲載されています。私は稀に検索し、新しい情報が更新されていないかチェックしています。
今回は、そうした政府のホームページに載っていた情報の中でも、特に面白そうなものをここで取り上げます。
■ 『教職員のための子どもの健康観察の方法と問題への対応』
まずは、文科省ホームページ内にある『教職員のための子どもの健康観察の方法と問題への対応』という資料です。下記のページに詳しい説明がありますが、教職員のための指導参考資料のようです。
↓ 文科省ホームページヘのリンクです。
教職員のための子どもの健康観察の方法と問題への対応
(新しいウィンドウで開く)
この中に、場面緘黙症の事例紹介(第5章、54-55ページ)と、場面緘黙症についての一般的な解説(第6章、80-81ページ)が載っています。資料中では、「場面緘黙症」ではなく「選択性緘黙」という用語が用いられています。
文科省が教職員向けに作成した資料の中に、緘黙に関する内容が含まれていたことが、私には驚きでした(もう1年近くも前にできた資料なのですが、知らなかった……)。実際のところ、教職員はどれだけこの資料に目を通しているのでしょうか。もしどの教職員もこの資料の内容を完璧に頭に入れていれば、学校の先生が緘黙を知らない、なんてことは起りえないのですが。
資料の事例については「典型例と考えられる幾つかのケースを基に創作された仮想事例」とのことですが、載っている緘黙の事例は広汎性発達障害を背景とし、しかも不登校に至ったものです。もしこれが典型的な場面緘黙症と考えられているのだとしたら、私には意外に感じられます。第6章の緘黙の解説でも、広汎性発達障害や不登校について言及があります。
なお、『教職員のための子どもの健康観察の方法と問題への対応』は上記ページで無料で読むことができるほか、書籍としても発売されています。
■ 「平成11年度全国家庭児童調査結果の概要」
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2010.01.28
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