場面緘黙症Journalブログ

場面緘黙(かんもく)症。選択性緘黙。学校など特定の場面で声が出ません。

12/25から若倉純さんがラジオ番組、緘黙の話も

2016年12月06日(火)


場面緘黙経験を持つシンガーソングライターの若倉純さんが、ラジオ番組を始めることになりました。

↓ 若倉純さんのブログへのリンクです。
◇ FM世田谷でラジオ番組を始めます! (新しいウィンドウで開く

月1回15分の番組で、第1回は12/25(日)23:00からの予定だそうです。詳しいことは、若倉純さんのブログをご覧ください。記事を拝見する限り、緘黙のこともかなり話題に上りそうです。

FM世田谷は、世田谷区外にお住まいの方も聴くことができます。インターネットラジオの配信を行なっているためです。パソコンでもスマートフォンでも聴けます。公式サイトの番組表によると、日曜23:00台であればネット配信に対応しています。

このネット放送は、FM世田谷の場合、公式サイトのトップページから聴くことができます。

↓ FM世田谷公式サイトへのリンクです。
◇ FM世田谷83.4MHz(エフエムせたがや) (新しいウィンドウで開く

若倉純さんは今年10月に行なわれたかんもくアコースティックライブや、昨年8月に行なわれたかんもくフォーラム2015で歌を披露されるなど、緘黙関係ではお馴染みの方です。緘黙だった子どもの頃の経験を歌にした『歌声』というオリジナル曲をお持ちで、この曲は iTunes等で配信中です。

↓ FTuneCore Japan へのリンクです。『歌声』の視聴、購入ができます。
◇ 若倉純 (新しいウィンドウで開く

↓ YouTube へのリンクです。
◇ 歌声 / 若倉純 (オリジナル)  (新しいウィンドウで開く

若倉純さんはまた、インディーズ・レーベルからCDデビューされることも決まっています。CDでは『歌声』がメインになるものと思われます。『歌声』の詞は新しくなり、既にライブではこの新しいものが歌唱されています。

↓ 若倉純さんのブログへのリンクです。
◇ CDデビュー  (新しいウィンドウで開く


緘黙児は何回答える機会を逸している?

2016年12月01日(木)


答えないことが得意になってしまう


13万120回。

場面緘黙症の9歳児が、1年間で学校で質問に答える機会を逸している回数だそうです。アメリカの有力な緘黙専門家 Steven Kurtz 博士による、大雑把な推計です。

博士が実際に観察したところ、1分間に2回とのことでした。それをもとに単純な掛け算で推計したら、そうなるのだそうです。

1分で2回
10分で20回
1日で720回
1年で13万120回

↓ YouTube へのリンクです。
◇ Steven Kurtz 博士の話 (新しいウィンドウで開く

※ なお、この動画は Selective Mutism Learning University (新しいウィンドウで開く)というサイト内の動画として一般公開されているものです。著者は Kurtz Psychology Consulting PC (新しいウィンドウで開く)です。

10万回も繰り返すと、質問に答えないことがいわば得意になってしまうと博士は話しています。これを専門用語で overlearning(過剰学習)と呼ぶそうです。博士はこうした緘黙児のための集中的な行動療法プログラムを開発しました。このプログラムはアメリカで広まりを見せています。

アメリカの小学校のことはよく知りませんが、日本の小学校の場合、さすがに13万120回はないように思います。小学校で過ごす時間の多くは授業で占められています。授業は座学のものが多く、静かに座って先生の話をとりながらノートをとるというスタイルが基本ではないかと思います。

授業で先生に当てられたり、班活動で同級生とコミュニケーションを迫られたり、休み時間に同級生から何かを聞かれたりといった場面で、答える機会を逸するということはあります。ですが、それは1日の中で700回もあったりはしないでしょう。日本では、アメリカほどoverlearning(過剰学習)がひどくはならないのでしょうか。

もっとも、私のこの認識は古いかもしれません。近年の小学校は、コミュニケーションが重視されるようになってきているとも聞き、このあたりもう一つ分からない部分もあります。

付録・小学校の時間割を分析~緘黙児は学校でどう過ごしているか


それにしても、こうして緘黙児が質問に答える機会をどれだけ逸しているかを、具体的な数字で示すアイディアは興味深いです。

そこで、私はそれをヒントに、近年の小学校の標準的な時間割をざっと分析してみることにしました。これによって、緘黙児が小学校でどのような時間の過ごし方をして、その中で発話を逸する機会がどれだけあるのかを把握するための手掛かりが得られるかもしれないと考えたからです。

かなり大雑把なやり方ですが、Google で「"小学校" "時間割"」と検索し、上位表示された小学校のホームページの中から、時間帯を見ていくことにします。





BBCのテレビ番組で緘黙、19歳当事者にも取材か

2016年11月23日(水)


19時台の番組で


イギリス BBC One のテレビ番組 "The One Show" で、場面緘黙症が取り上げられたようです。現地時間11月21日19:00~19:30の番組内の、1コーナーとみられます。

番組ホームページには「Joe Crowley が、場面緘黙症として知られる状態がある19歳の方と会う」(Joe Crowley meets a 19-year-old with a condition known as selective mutism)という記述があります。

↓ 公式ホームページ。Show more という箇所を開いてみてください。
◇ BBC One - The One Show, 21/11/2016 (新しいウィンドウで開く

※ Joe Crowley さんはこの番組のリポーターの一人です。
※ 公式ページには Watch now とありますが、イギリス国外に住んでいると、このページからは視聴できません。

19歳というと、成人当事者ということになります。この年齢の当事者に取材が行なわれたとすれば、その意義は大きいです。緘黙は子どものみの問題と見られがちだからです。


Twitter で確認できる大きな反響


Twitter では、イギリス在住の緘黙関係者とみられる方が、この番組について多数投稿しています。英語圏の国で、これだけ緘黙の話題が Twitter 上に現れるのは珍しいです(英語圏では Facebook の方が人気ありそう)。これらの投稿を見る限り、かなり好評だったようです。

Twitter の情報からは、番組内容の一部が窺い知れます。

○ 緘黙の認知向上に役立つ内容だったらしい
○ 教師に対する研修がなんたらかんたら
○ Dixons Music Primary というフリースクールに取材が行なわれたらしい

なお、あのカースティさんも、Twitter でこの番組について発言されています。


カースティさんは、2013年に日本テレビ『ザ!世界仰天ニュース』で、場面緘黙症の少女として取り上げられた方です。その後、ミス・イングランド、ミス・イギリスのタイトルを獲得。『私はかんもくガール』(らせんゆむさんのコミックエッセイ)の帯にも登場します。



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2015年12月3日設置。

『校庭東風』上映情報

徳島県、山形県での上映決定。ついに四国や東北にも!詳細は公式ページへ。 徳島県については、映画を見る会の会員でない一般の方にもチケットが販売されるようです。
⇒ 徳島でみれない映画をみる会
⇒ あなんで映画をみよう会

※ 『校庭に東風吹いて』は、場面緘黙症の架空の少女が登場する映画です。

最近の記事

リンク

■ ココロのひろば
「場面緘黙」とネットで検索してもほとんど何もヒットしなかった頃に開設されたサイトです。長く更新停止しています。

■ 「話すことがむずかしいあなたへ」
自分を変えたい、話せるようになりたい--こうした緘黙の当事者向けに、そのための具体的な方法を示したマンガです。はやしみこさん作。

■ 場面緘黙症 - メンタルヘルスブログ村
多数の緘黙のブログが登録されています。

■ 緘黙の話
昔緘黙児だった主婦の方が、高校で克服するまでの想い出を綴られています。

■ 場面緘黙について考える-備忘録-
英国在住の元緘黙児の母親によるブログです。緘黙だった息子さんのこと、英国の支援、日々の暮らしの中での想いなどが綴られています。

■ 緘黙ブログー不安の心理学、脳科学的知見からー
不安に関する心理学、脳科学的知見から緘黙症を考えています。

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Author:富条洋(ハンドルネーム)

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