
心理学まだまだ初学者の富重です。場面緘黙症を自力で治す方法がないか模索中です。
前回ご好評をいただいた
「場面緘黙症は自力で治せる?−自己強化」ですが、書き足したい内容があるので、続編というかたちでまとめます。
今回はちょっと応用編で、前回よりも内容が高度になっています(たぶん)。前回と内容がかぶるので、あまりコメントをいただけないのではないかと心配ですが、構わず続けます。
[前回の復習]
○ 目標となる行動を設定する。目標は段階的に。
○ 自分で自分の行動を観察する。
○ 目標を達成したり、達成に前進するような行動を起こしたら、その直後に自分で自分にごほうびを与える。
これで、もしかしたら、場面緘黙症を自力で治せる?…いや、でも治ったという研究報告がないし…というお話でした。
続きを読む
場面緘黙症を自力で治す方法はないものか−場面緘黙症を経験した人なら、こう考えたことのある人は少なくないでしょう。私もその例外ではありません。
私は自力で治す方法を探そうと、英語圏やドイツ語圏のサイトまで見て回りました。しかし、その方法は見つかりませんでした。見つかった情報はといえば、専門家による治療法、教師はどのような指導をするべきか、そして保護者の適切な対応、そうしたものばかりでした。
どうして、自力で治す方法が見つからないのでしょうか。場面緘黙児は年齢層が低く、自力で治す情報を提供するのは意義を見出しにくいからでしょうか。それとも、そもそも不安障害を専門家に頼らず自力で治そうという考え自体が間違いなのでしょうか。
そうした疑問を感じていたところ、場面緘黙症の自力治療に役立つかもしれない心理学の理論を発見しました。
続きを読む
「場面緘黙症、どうして治さないといけないの?喋れなくたって別にいいじゃん!」
もしあなたのお子さんがこう言い出したら、どう答えます?
* * * * * * * * * *
■ 本当に治さないといけないの?
私は、自分の場面緘黙症は本当に治さなければならないのだろうかと悩んだことが何度もあります。
私の考えはこうでした。別に話せないことが悪いというわけではない。おしゃべりな人、無口な人、世の中いろんな人がいていい。こんな私だから好いてくれている人もたくさんいる。内気な性格を変えるのは、自分らしさの放棄につながる。
話せなくても、周囲の理解があるので学校生活に特に不満はない。将来は不安だが、もしかしたら無口で内向的なままでも、社会に適応し、自己実現をする術があるかもしれない。
もし無口な人が社会でうまくやっていけないのだとしたら、それはその人が悪いわけではなく、社会が悪いのだ。色んな個性の人がいてもいいのに、それを認めない社会は許せない。
[ご注意]
※ 場面緘黙症は、無口なことには違いありませんが、ただの無口とは違います。念のため。(02/01/2007)
続きを読む

ごほうび、正の強化といろいろ書いてきましたが、
配布資料3(1)「場面緘黙症について(学校提出用)」にも記述があるように、場面緘黙児にごほうびをあげるときには注意が必要です。
「ごほうび」と「ものでつる」は違うこと、話すことそのものにごほうびをあげないこと、等々です。
こうした方法を実践するには、専門家の助言を得ることが望ましいです。
さて今回は、ごほうびのあげ方のヒントとして、部分強化やトークンエコノミーのお話をしています。
ごほうびは欠かさずあげる必要は必ずしもないことと、ごほうびになる代用貨幣についてです。特にトークンエコノミーは、場面緘黙症のセラピーに実際に使われています。
私は心理学初学者なので、私が発信する情報は鵜呑みにしないで、Wikipedia や2ちゃんねるでも見るような感覚でお読みください。
続きを読む