場面緘黙症への関心、日本は非常に高い? 

日本は、場面緘黙症に対する関心は、世界の中で見ても非常に高い国なのかもしれない。最近私は、そう考えるようになりました。

下に示した数字は、場面緘黙症に関する言葉が1日に何回ネットで検索されているかを推計したものです。対象となる国は日本だけではなく、アメリカ、イギリス、ドイツなど16カ国です。[注]

[日本語]
緘黙123.4回/日
場面緘黙42.8回/日
場面緘黙症29.1回/日
緘黙症28.5回/日
選択性緘黙8.7回/日
[英語]
selective mutism71.0回/日
mutism17.0回/日
elective mutism8.0回/日
selective mutism in child5.0回/日
selective mutism therapy1.7回/日
[ドイツ語]
mutismus4.3回/日
selektiver mutismus2.7回/日
mutismus fallbeispiel1.4回/日
mutismus schule fallbeispiel0.6回/日
mutismus de0.3回/日

(資料出所:Wordtracker、検索日 08/31/2006)

日本語で場面緘黙症に関する言葉が検索された回数は、英語やドイツ語に比べても多いことが分かります。日本のネット界ではそれだけ関心が高いということでしょうか。

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場面緘黙児の親の会、自助グループはありません! 

ずいぶん前の話ですが、「親の会」と検索されてこのサイトに訪問された方がいらっしゃいました。こういったことは、アクセス解析で分かるようになっています。

ですが…場面緘黙児の親の会というのは、ないんですよ。日本では。

もし私が知らないだけだったとしたら、ごめんなさいね。ですが、あったとしても、ほとんど誰にも知られないようにひっそりと開催されているのではないでしょうか。実際、「緘黙 親の会」と Google で検索してみると…→検索結果

どうしてもというのであれば、バーチャル上に親の会が存在します。Yahoo!の掲示板や、場面緘黙症Journal掲示板で親御さんたちが交流されていますので、そちらをご覧ください。

■ 親の会ぐらい、作っちゃえ!

私などは、親の会がないなら誰か作っちゃえ!なんて無責任なことを考えてしまいます。親の会は、親以外の人が作りようがありません。

アメリカの場面緘黙症支援団体 SMG~CAN (Selective Mutism Group Childhood Anxiety Network) を設立した Robert K Helta 氏(経営学修士)は、お子さんが緘黙児でした。

それから、ラッキーと言っていいのか悪いのか、ある緘黙児の母親が、たまたま医師でした。Elisa Shipon Blum 氏という方です。この方は認知度が低く支援体制も整っていない場面緘黙症を知り、SMG~CAN の活動に協力するようになりました。現在 SMG~CAN の CEO として活躍されている他、緘黙症の研究・治療センター(Selective Mutism Anxiety Research and Treatment Center)の運営、メディアへのインタビューの対応、著書の執筆(今は休んでいるかな?)など、活発に活動されています。

また、別のアメリカの支援団体 Selective Mutism Foundation の共同設立者 Carolyn Miller、Sue Newman 両氏(ともに女性)にも、緘黙症のお子さんがいらっしゃったそうです。

■ 自助グループもない

「場面緘黙症の自助グループ」と検索してこのサイトにいらした方もいらっしゃいました。しかし、場面緘黙症の自助グループというのも、聞いたことがありません。

もし、親の会や自助グループがあれば、どなたか教えてください。バーチャルとかいうのではなくて。このブログでご紹介したいと思います。

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緘黙症を専門家に研究してほしいと思う人集合! 

緘黙症を専門家に研究してほしいと思う人集合!

http://atbb.jp/smjournal/viewtopic.php?t=9

字が大きすぎてすみません。

それはさておき、このサイトの常連、みるもさんが掲示板にトピックを作りました。おすすめトピックです。ぜひ、アクセスしてみてください。

緘黙症を専門家にもっと研究してほしいと思われる方はもちろん、TVで緘黙症を取り上げて欲しい方等々、一言でも結構ですから、何か書き込んでくださると嬉しいです。

[注意]

皆様から私宛に「私が掲示板で作ったこのトピック、ブログで宣伝してください!」というお願いがあった場合、私が個人的に心動かされたものに限ってブログで宣伝します。ですが、あまりあてになさらないでください。。。

国が場面緘黙症の研究に出した補助金の額 

科研費。

科学研究費補助金の略で、研究機関に所属する個人またはグループが行う研究でも、特に独創的・先駆的なものに対して支払われる補助金です。

* * * * * * * * * *

科研費に関するデータは、国立情報学研究所が提供する「科学研究費成果公開サービス」というウェブサイトで調べることができます。

1 このサイト上部の「詳細検索」をクリックし、「研究課題」で「自閉症」と検索してみてください。検索結果を一つ一つ見ると、それぞれの自閉症研究にいったいどれだけの補助金が支給されたかが分かりますよね。

2 同様に、「研究課題」で「緘黙」と検索してみてください。……………。

* * * * * * * * * *

お分かりになりましたか?著作権に触れる恐れがあるので、検索結果についてはここでは詳しくお話しませんが、

場面緘黙症の研究に国は補助金出してないんですよ!!

(ちょっと、字が大きかったかな)

発症率が緘黙症と大差ない自閉症にはあんなに補助金出してるのに。

緘黙症のような研究が遅れている分野こそ、真に奨励されるべきではないのでしょうか。いや、もしかすると緘黙症の研究で科研費に応募する研究者がいないのでしょうか?


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