目次(2006年1-3月分)

2006年03月31日(金曜日)

いつもご愛顧ありがとうございます。感謝の気持ちに、2006年第1四半期の目次をお送りします。

なお、「これまでにアップした記事の一覧」と重複する記事は省いています。

3/29 場面緘黙症とひきこもり、不登校の関係をざっと
3/24 場面緘黙症の支援体制がほしい!
3/23 エーッ、こんな人が医者に!?
3/20 場面緘黙症のノンフィクション?-檻のなかの子 by トリイ・ヘイデン
3/18 場面緘黙症に効く薬~プロザック編
3/12 「文系」に分類される心理学の悲劇
3/11 場面緘黙症を放置していいのか
3/9 場面緘黙児の映画?
3/8 人気blogランキングに参加
3/7 障害者(障碍者)でもなく健常者でもなく
3/4 今でも話すのが苦手な元緘黙児
3/2 臨床心理士って、仕事やってんの?
2/28 心理カウンセラーなんかに共感されてたまるか!(怒)
2/26 場面緘黙症の発症率は?(3)~補論・DSM-IIIRとDSM-Ⅳの診断基準の違い
2/25 場面緘黙症の発症率は?(2)
2/20 場面緘黙症を『TIME』が取り上げた!
2/18 場面緘黙症の発症率は?(1)
2/11 PCの故障より復帰
1/14 最新!2005年8月発売の緘黙本


場面緘黙症とひきこもり、不登校の関係をざっと

2006年03月29日(水曜日)

先日、あるところで、場面緘黙症とひきこもりの関係について投稿しました。

もしかすると、このブログをご覧になっている方々にも何かのご参考になるかもしれないので(参考にならないかもしれませんが…)、転載します。

場面緘黙症とひきこもりの関係については、Wikipedia(英語版)が場面緘黙症(Selective Mutism)の関連項目として「Hikikomori」を挙げてはいるのですが、実は寡聞にして聞きません。これはおそらく、ひきこもりが日本以外ではあまり話題になっていないこと、日本では緘黙症の研究が進んでいないことと関係があるのでしょう。

ただ、緘黙症には、社会に出ることに恐怖を感じる社会不安障害(SAD)を合併することが多いとされるので、緘黙症とひきこもりとは、そのあたりで関係があるのでは…と私は見ています。
要するに場面緘黙症とひきこもりの関係については研究が進んでおらず、よく分からないわけです。ですので、社会不安障害(SAD)と絡めて考えたわけです。社会不安障害を発症すると、場合によっては、ひきこもることがあるようです。

あくまで素人である私の考えですので、ご参考程度に。

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ひきこもりといえば、不登校と場面緘黙症との関係も気になるところです。

一般に、緘黙児が不登校になることは稀だと言われています。

しかし、実際に不登校になっている子供の事例もあります。例えば、国立情報学研究所が運営するCiNii(論文情報ナビゲータ)で「緘黙 不登校」と検索しますと、
塚野州一、山下委希子、神川康子「場面緘黙症を伴う不登校児童の一指導事例について」、『富山大学教育学部紀要』、1997年
など、論文がいくつかヒットします。そのほか、一般のサイトでも、不登校を経験した緘黙児の事例を見つけることができます。

緘黙児は不登校にはならない、とは必ずしも言い切れないようです。

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場面緘黙症の支援体制がほしい!

2006年03月24日(金曜日)

「日本で緘黙の研究があまりされてないの納得いかない!!!!!!!!」

という、お怒りの声を、ある美人女子高生からいただきました。

お怒り、ごもっともだと思います。日本の緘黙症の研究の現状は、アメリカなどに比べるとまだまだです。

アメリカでは、一般向けの分かりやすい緘黙本が日本よりも多く出版されていて、研究の恩恵を誰もが簡単に受けることができます。緘黙症の研究家の中には、支援団体で活動している方もいらっしゃいます。

日本では、緘黙児が放置されています。理不尽極まりありません。

専門家が緘黙症に興味がないというのであれば、署名を集めて、「もっと緘黙症のこと真面目に考えて!」と要望しようかと考えることもあります。(これも、もとは冒頭の美人女子高生のご意見です)。

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ただ、私の場合、研究よりもむしろ、支援団体があればと考えています。

緘黙症とよく間違えられる自閉症には、「日本自閉症協会」があります。アメリカには、場面緘黙症支援のNPO団体「SMG~CAN」があります。なぜ日本の緘黙症に限って、こういう団体がないのでしょうか。

こういう団体があれば、緘黙症の認知度向上のためにメディアに働きかけたり、カウンセリング体制を整えたり、いろいろなことができると思うのですが。

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荒唐無稽な話のようですが、なんとか緘黙児がおかれている理不尽な現状を変えることはできないかな、と思います。といっても、私1人でできることは限られます。

この記事を読んでいらっしゃるみなさんは、どう思われますか?

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(明日は土曜日ですが、更新をお休みします)