世界のメディアと場面緘黙症

2007年07月28日(土曜日)

とある事情により、場面緘黙症を世界のメディアがどう伝えているかをまとめていました。どうせまとめたのだから、ついでにブログ記事にしちゃえ!と思いつき、そうすることにしました。

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世界のメディアは、これまで数え切れないほど場面緘黙症を取り上げてきました。

ごく最近のものは、Google News で、例えば "selective mutism" などと検索すると分かります(""でくくるのが検索のポイントです)。さらに、Google News のアーカイブサーチでは、記事のアーカイブを検索できます。

それでは、場面緘黙症を伝えた世界のメディアを具体的に見てみましょう。

■ テレビ

CNN (10/18/2004), ABC (03/27/2006)* (05/26/2005), CBS (11/16/2006) * [米]
Channel 4 (04/10/2006) (08/01/2002) [英]
ARD (03/21/2006), ZDF (03/17/2006)* RTL (09/20/2006) [独]
ABC (04/20/2004), Channel 7 (11/22/2006) [豪]
中国中央電視台 (06/17/2007) (06/15/2007), 鳳凰衛視 (06/15/2007) [中]

いずれも、日本で言えば NHK や在京キー局に相当する大きなテレビ局です(私は海外のテレビ局事情はよく知らないので、ひょっとしたら間違っているかも)。

米国では、三大ネットワーク全てで場面緘黙症が取り上げられました。

中国中央電視台と鳳凰衛視の報道は、新華社を出所としたもので、さらにその記事の大元は、おそらく、英国の大衆紙 The Sun(後述)ではないかと思います。

なお、Channel 7 は、放送局のウェブサイトでは情報が見つからなかったのですが、他サイトで情報を見つけました。二次情報をもとにしたものなので、お気をつけ下さい。

また、* 印がついているものは、現在のところ、ネット上で動画を視聴できます。






シャイに関する英国の新聞記事

2007年07月25日(水曜日)

イギリスの高級紙 The Times (インターネット版)で、シャイに関する面白い記事を発見しました。2007年7月24日に公開された Why we are shy という記事です。

http://women.timesonline.co.uk/tol/
life_and_style/women/the_way_we_live/article2125575.ece


場面緘黙症とも通じるところがある話題です。最新の研究も紹介しながら、どうしてシャイになるのか、シャイの克服法は何か、シャイな子どもを持つ親へのアドバイスなど、シャイ全般に関して詳しくまとめられています。

記事の中で出てくる "situational shyness" という言葉が私の興味をひきました。特定の状況に限って、シャイになってしまうということらしいです。こうした面は、多かれ少なかれ誰にでもあることだろうと思います。ですが、特定の状況になると、シャイになるどころか緘黙してしまう、緘動してしまうというのはやはり極端に思えます。

記事はインターネットで無料で読むことができます。英語が読めない方も、エキサイト翻訳Infoseek マルチ翻訳等を使えば、大意ぐらいは把握することができるかもしれません。

ところで、TPOにもよりますが、一般に人前で英字新聞を広げるのは注意した方がいいです。「イヤミな奴」という悪印象を与えかねません。「この前英字新聞読んでたら、こんなことが書いてあったよ」などと言うのも同様です。

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[緘黙] 私の数少ない特技と自信 [ストーリー]

2007年07月21日(土曜日)

久しぶりに、連続ブログ小説・私の緘黙ストーリーです。現在、小学5~6年生編です。

○ 前回の話⇒「こちら」
○ 緘黙ストーリーの目次をご覧になりたい方⇒「こちら」

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自信とか自尊感情とか自己効力感とか、色んな言葉がありますけれども、こういったものって、いったい何なんだろうと不思議に思う今日この頃です。

緘黙ストーリーは小学5~6年生編ですが、当時の私にはちょっとした特技があり、個別の事柄については自信を持つものもありました。しかし、それでも当時の私は全般的に自分に自信がなく、自己評価も極めて低く、自分には生きている値打ちすらないのではないかとさえ考えていました。

※ 注意。今回の緘黙ストーリーには、自慢話が数多く含まれています。

■ クラスで将棋が流行る

小学5年も終わりにさしかかっていた頃、クラスの男子の間で将棋が流行っていました。みんな自宅から将棋盤を学校に持ち込んで、休み時間や放課後に指していました。担任のY先生は、「将棋なら、学校で遊んでもいいだろう」と容認されていました。

私も影響を受けて将棋に興味を持ちました。ルールぐらいなら、昔、父に教わったことがあります。しかし、場面緘黙症(自己診断)だった私のことです。クラスで誰かを誘って一緒に将棋を指すことなど、できやしませんでした。逆に誘ってくれる人もいません。みんなに混じって観戦するだけでも、緘黙の私にとっては精一杯でした。

一人で自宅で将棋を研究をする日々だったのですが、ある日、クラスで将棋観戦をしていたところ、「富条君、一緒に将棋やらない?」と誘われました。