新型掲示板【ベータ版】を設置しました

2013年05月24日(金曜日)

お知らせです。新たに「場面緘黙症Journal 新型掲示板【ベータ版】」を、従来の掲示板と併設することにしました。新型掲示板は、「場面緘黙症Journalテスト掲示板」としてテスト運用していたものをリニューアルオープンしたものです。お好きな方をお使いください(もちろん、両方をお使いになってくださっても結構です!)。

ただし、ベータ版なのでテスト運用版であることには変わりません。私にとって新型掲示板の運用にはまだ経験や勉強が必要ですし、需要があるかどうかも分かりませんので、ベータ版という扱いです。軌道に乗れば、正式に併設します。

場面緘黙症Journal 新型掲示板【ベータ版】
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また、新たにこんな案内ページも作りました(PC用)。サイトメニュー「掲示板」をクリックすると案内ページに移動します。

掲示板案内ページ
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■ 掲示板併設の背景

掲示板併設の背景には、従来の掲示板に、アダルト広告が出るようになったことがあります。私が最初にアダルト広告を確認してから少なくとも半年は経ったと思うのですが、いまだにアダルト広告が消えることがありません。

これにより、一時は掲示板の新調も考えました。ですが、豊富な投稿の蓄積がある現行の掲示板を閉鎖することは大変惜しいです。また、アダルト広告もそのうち出なくなる可能性がないとは言えません。そこで、両掲示板を併設することにしました。

■ 今日までの経緯






洋書・緘黙児のための理想的な教室設定

2013年05月21日(火曜日)

The Ideal Classroom for the Selectively Mute Child: A Guide for Parents, Teachers, and Treatment Professionals場面緘黙症の子の支援で世界で最も有名な人物は、 Elisa Shipon-Blum(エリザ・シポンブラム)氏ではないかと思います 。同氏は、緘黙の研究治療センターを運営するほか、米国では最大手の緘黙支援団体の創設者でもあります。

その Shipon-Blum(エリザ・シポンブラム)氏の著書 Easing School Jitters for the Selectively Mute Child(第3版)を読んだ感想を2月に書いたのですが、今回は、同書とかつて同時発行された本 The Ideal Classroom for the Selectively Mute Child: A Guide for Parents, Teachers, and Treatment Professionals の Kindle版(Amazon による電子書籍版)を読んだ感想を書こうと思います。

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書名 The Ideal Classroom for the Selectively Mute Child: A Guide for Parents, Teachers, and Treatment Professionals を日本語に訳すと、『場面緘黙症児のための理想的な教室設定-親、教師、治療専門家のための手引き』といったところでしょうか。もともと2001年にペーパーバックで発売された本ですが、2003年、2007年に二度改訂され、2012年には Kindle 版が出ました。ページ数は、実は Kindle 版だとよく分からないのですが、実際に読んだところ分量の多い本とは思えません。参考までに、紙の本のページ数は Amazon.co.jpによると67ページだそうです。

本の内容は、学校で緘黙児にどう対応するべきかまとめたものです。英語圏に多い Helping Your Child With Selective Mutism(邦訳『場面緘黙児への支援』)などの、行動療法で体系的にまとめた本とは、また違います。教師など、学校で緘黙児を受け持つ人が読むのには特に適していると思います。

本書の終盤には、全体の3分の1近くを占める分量の FAQ がありますが、これも学校に関する内容がほとんどです。先日取り上げた Easing School Jitters for the Selectively Mute Child の Q&A とは違い、緘黙児支援の理解のために分かりやすく整理された問答です。

この種の本に共通することですが、平易な英文で、分かりやすく書かれています。ところどころイラストが挿入されているのも親しみやすさを感じます。しかも、すぐにでも使えそうな具体的な対策が載っていて役立ちそうです。対象読者は主に米国在住の人だろうと思うのですが、日本人が読んでも十分に得るところがあるでしょう。行動療法メインの本とは守備範囲が多少違うので、併せて読むのもよいと思います。ただ、一冊の本としては分量が少ないかもしれません。

少ないページ数の本ながら(しかもペーパーバック版は文字サイズが大きいとも言われます)、ペーパーバック版で30ドルという価格設定で、米国 Amazon.com では "overpriced"「高すぎる」というレビューが複数寄せられていました。現在ではより安価な Kindle 版が出て、割高感が若干和らぎました。日本でも Kindle 版の方がずっと低価格です。


緘黙の個人ブログ特集!

2013年05月14日(火曜日)

便利な世の中になったものです。最近、場面緘黙症の支援団体など、何らかの団体や組織のサイトに、緘黙に関する充実した情報が掲載されるようになりました。こうしたサイトは評価が高く、ネットで「緘黙」「場面緘黙症」「場面緘黙」と検索すると、上位にヒットします。

ですがその一方で、かつて検索結果をほぼ占領していた個人ブログや個人サイトは検索エンジンの上位からは押しのけられ、以前に比べると目に入りにくくなりました。なんとかJournal とかいう眉唾サイトもその例外ではありません。

※ 少し話が逸れますが、場面緘黙症Journal は個人サイトです。「このサイトについて」でも、「場面緘黙症Journal は、場面緘黙症(選択性緘黙)に関する情報提供を目的とした個人サイトです」と説明しています。場面緘黙症Journal は、ホームページを主体に掲示板や日記などで構成された古典的な個人運営の緘黙サイトのスタイルを残した、今では数少ないサイトの一つと私は自分で勝手に位置づけています。

ここでたまには懐古趣味に浸ることにすると、何やらさびしいような気もします。最近の個人運営の緘黙サイトはブログが主流ですが、こうした個人ブログには、緘黙の当事者や経験者、その家族たちの生の声があります。中にはかなり興味深い記事もありますし、熱心に更新をしているブログもあります。

今回は、そうした個人ブログの、私なりの探し方を書きたいと思います。ここでお話しする探し方はごく簡単なもので、「それぐらい知ってるよ」と思われる方も少なからずいらっしゃるかもしれませんが、今回の記事の目的は個人ブログに焦点を当てることなのであまり拘りません。私は個人の緘黙ブログ管理者の古株として(場面緘黙症Journal ブログは2006年1月開設)、今回、個人の緘黙ブログを応援する記事を書きたいと思います。


※ 以下は、主にPCでインターネットをする方を前提に書いたものです。モバイル端末でご覧の方は、必ずしもここでお話ししたように検索できない場合があります。申し訳ございませんが、ご了承ください。