地図で見る緘黙支援

2014年04月27日(日曜日)

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今回は、あまりためにならない記事です。

緘黙児・者支援に関わってきた企業なり機関なりは、いったいどういう場所にあるのかを Google マップで見ていきたいと思います。ブログという文字媒体で、これこれこういう機関が支援に関わっていますよなどと書いてもいまいち実感がわきませんが、立地を見ると少し実感がわきます。ご紹介する場所は、学苑社、田研出版、長野大学、SMIRA、Smart Center、Child Mind Institute です。

学苑社


学苑社は、『どうして声が出ないの?』『なっちゃんの声』『場面緘黙Q&A』を出版した会社です。

会社の数百メートル先に靖国神社があります。1kmほど先には皇居や東京ドームがあります。さらに少し離れると国会議事堂や総理大臣官邸、霞ヶ関、東京駅、東京大学本郷キャンパスがあります。東京の中心地ですね。田舎者で東京の地理に疎い私も、この界隈には来たことがあります。東京都千代田区富士見2-14-36 富士見ウエスト2F。

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田研出版


田研出版は、『場面緘黙へのアプローチ』『場面緘黙児の支援』『場面緘黙児の心理と指導』を出版した会社です。

会社のすぐ側を山手線が走っています。池袋が近くにあり、学苑社とは6kmぐらい離れた距離にあります。東京都豊島区北大塚3-1-2 三恵大塚ビル1、2F。

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学校で話せないぐらい、なんだ

2014年04月21日(月曜日)

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場面緘黙症を理解してもらうのは、こんなに難しいことなのかと愕然としました。昨年、NHKや産経新聞など大手メディアが緘黙を取り上げたのですが、その報道に対する一般読者の反応をネットで観察していた時のことです(私にとって、ネットは世論の反応を見る唯一の方法です)。記事を読み、緘黙のことを誤解した人も多かったのです。記事のライターはプロの方で、私なぞとは違い、文章を書く専門的なトレーニングを受けた方ばかりのはずですが、記事は正しい理解につながってはいたとは必ずしも限らなかったのでした。

もっとも、考えてみれば緘黙に限らず、新聞に書かれた内容などをその通りに信じ混む人ばかりのはずはありません。斜めに見たり、否定してかかろうとしたりする人は当然いるでしょう。また、精神疾患全般に対して否定的な見方をする人もいます。さらに、そもそもネットの声は必ずしも世論を代表しているとは限りません。とはいえ、ちょっと驚きました。日本で緘黙のことを理解してもらうのは、私が想像する以上に難しいのではないかとまで考えました。

記事に対するたくさんの感想を読んだところ、誤解の大きな原因の一つは、緘黙が深刻な問題であることが伝わっていないことにあるのではないかと私は考えました。学校で話せないぐらいなんだということです。こうなると、「なんでも障害にして」という、よくある意見にもつながりやすいでしょう。この点、産経新聞の記事は、緘黙が不登校やひきこもりにつながる可能性について触れ、深刻な問題であることを示唆しましたが、それでもだめでした。

私は、5月を場面緘黙症啓発月間と勝手に題し、何らかの啓発活動を行う予定ですが、これをどう伝えるか、頭を痛めています。学校で極度に固まってしまい話せなくなることがいかに本人にとって大きな問題か、これは経験していない人には理解しにくいだろうと思います。少なくとも、単なる内気や引っ込み思案、人見知りとの区別はつけたいです。産経の記事は、この区別をもう少し明確にすればよかったのではないかと思います。


5月は『場面緘黙児の心理と指導』20周年

2014年04月15日(火曜日)

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今年も5月に、場面緘黙症啓発月間と題する啓発活動を行おうかと考えているのですが、今年の5月に重なる出来事がいくつかあります。

『場面緘黙児の心理と指導』20周年(5月10日)


河井芳文、河井英子氏の共著『場面緘黙児の心理と指導』が発行20周年を迎えます。緘黙のみを主題とし、大手の流通網に乗った我が国初の本です。

この本は版を重ね、本屋や学術文献で何度も引用されてきました。ネット上でも、初期の緘黙サイトの頃から今日にいたるまで、この本の内容は紹介されてきました。緘黙の理解促進に大きな役割を果たしてきた本です。

英語のメンタルヘルス啓発週間 2014(5月12~18日)


英国のメンタルヘルス財団(Mental Health Foundation)という慈善団体が毎年行うメンタルヘルス啓発週間(Mental Health Awareness Week)が今年も5月12~18日に行われます。今年のテーマは緘黙とも関わりの深い「不安」で、ちょうどこれと時期が重なります。このキャンペーンは大規模なもので、昨年は400以上の組織が関わったそうです。


……といっても、『心理と指導』出版元の田研出版や、英国メンタルヘルス財団と連動する計画はありません。今年に限って「『心理と指導』20周年記念!場面緘黙症啓発月間」と題して行おうかとも思ったのですが、やめておきます。ただ、啓発月間中にこれらについて触れることぐらいはするかもしれません。特に、メンタルヘルス啓発週間の動向は気になります。

何にせよ、こうした出来事が重なるとなると、今年はやる気が沸いてます。

リンク


◇ Mental Health Awareness Week 2014