署名の賛同者100人到達、文科省に提出へ

2015年01月31日(土曜日)

アイキャッチ画像。写真素材サイト photo AC より。編集は主に PicMonkey で。写真素材は、(1)前回の署名記事と同じ人物が写ったもの、(2)署名のイメージに合ったもの2点から、これを選びました。ですが、もともとの写真素材は背景が真っ白で、少し見にくいです。そこで、画像に合うような編集を行なったところ、こんな乙女チックなものが出来上がってしまいました。
教育現場など子どもたちと関わる仕事に従事する人たちに、場面緘黙症への正しい知識の習得を促すための署名を募る動きが、昨年の12月30日(火)より続いていました。

この署名の賛同者がここ数日の間に急激な伸びを見せ、目標とする100人を超えました。100人到達は、本日31日(土)の午後4時半ごろと見られます。

↓ 署名サイト change.org へのリンク。まだ署名ができる状態ですが、署名のご判断は皆様でお願いします。よく吟味して署名しましょう。ただし、発起人は既に署名を宛先の文科省に郵送しています。
※ 宛先: 文部科学省 場面緘黙症を知っていますか?~正しい知識と対応~
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これを受けて、発起人の先間泉実さんは、明日(2月1日)、文科省に署名を郵送すると発言されています。

↓ 先間泉実さんのブログへのリンクです。
※ 署名の件
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[追記(2015年2月1日)]

署名は投函されました。

↓ 先間泉実さんのブログへのリンクです。
※ 投函
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署名が文科省に届けられれば、それがどう扱われるかが気になります。調べたところ、こうした署名が文科省に届いても、ホームページ上で文科省がその事実を報告したり、署名を元に政策を変更したりあるいはしなかったりといったことを公表することはないようです。

署名を募ったサイト change.org では、緘黙のキャンペーンは終了しておらず、目標人数が200人に引き上げられています。キャンペーンはその後も続くのでしょうか。また、他のキャンペーンでは、賛同者がさらに集まれば追加的に署名が宛先に届けられる例がありましたが、今回の緘黙のキャンペーンではどうなのでしょうか。

今後、署名の提出報告など、発起人から情報発信がなされる可能性があります。今後の動向を注視したいと思います。

いずれにせよ、これだけ署名が集まった以上、署名が適正に処理されることを期待します。

[関連リンク]

↓ 署名の発起人・先間泉実さんの Twitter とブログへのリンクです。
◇ 先間泉実さん Twitter (新しいウィンドウで開く
◇ ブログ「自分が決めた道」 (新しいウィンドウで開く

↓ 発起人ではありませんが、署名を呼びかけた方の Twitter とブログへのリンクです。
◇ Gillesさん Twitter (新しいウィンドウで開く
◇ ブログ「Rockyのブログ」 (新しいウィンドウで開く

[関連記事]

◇ 文科省宛の署名、既に60人以上の賛同者 (新しいウィンドウで開く


文科省宛の署名、既に60人以上の賛同者

2015年01月28日(水曜日)

アイキャッチ画像。写真素材サイト photo AC より。加工は PicMonkey のフィルタで。

緘黙に関するネット署名


教育現場など子どもたちと関わる仕事に従事する人たちに、場面緘黙症への正しい知識の習得を促すための署名を募る動きがあります。100人の賛同者を集めるのが目標で、現在64人の賛同者が集まっています。賛同者数はここにきてまた伸びており、100人の目標達成が現実味を帯び始めています。

↓ 署名サイト change.org へのリンク。署名のご判断は、皆様でお願いします。よく吟味して判断しましょう。
※ 宛先: 文部科学省 場面緘黙症を知っていますか?~正しい知識と対応~
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この署名は2014年12月30日に始まりました。署名の情報は Twitter で拡散されているほか、個別の Twitter ユーザーに署名を呼びかける人もいます。

[追記(2015年1月29日)]

ここ数日、Twitter 上で、緘黙と関係のあるユーザーなどに、次から次へと署名を呼びかける動きが一部で続いています。署名には個人情報の提出が求められます。繰り返しになりますが、よく吟味して署名の判断をしましょう。


↓ 発起人・先間泉実さんの Twitter 投稿へのリンク。
【拡散希望・ネット署名】文部科学省: 場面緘黙症を知っていますか?~正しい知識と対応~
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署名の趣旨文からは、発起人(緘黙当事者)の方のお気持ちがよく伝わってきます。

素朴な疑問ですが、100人の賛同者が集まれば、100人分の署名とその趣旨をまとめたものが文科省に届けられるということなのでしょうか。100人の根拠は何でしょうか。期限はあるのでしょうか。もし100人集まれば、どういった手続きで文科省に届けられるのでしょうか。そして、具体的にどういう対策がとられることを期待してのものでしょうか。

なお、署名が行なわれている change.org は最近よく聞く署名サイトです。ビル・ゲイツ氏らが2500万ドルを出資したそうです。数多くの署名が募られていて、日本の文科省宛のものも、緘黙に限らず数多いです。

過去に行なわれた、国会議員を通じた文科省への働きかけ


これとは少し違うのですが、今から10年近く前に、国会議員を通じた文科省への働きかけが行なわれたことがありました。

↓ 緘黙支援団体「かんもくの会」代表のブログへのリンク。2006年9月26日の記事。
※ ついに国が緘黙症対策に動く! 詳細
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↓ 「かんもくの会」代表のブログへのリンク。2007年1月4日の記事。
※ 緘黙症の記事が平野代議士の国会レポートに掲載!
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親に理解してもらえない緘黙児もいる

2015年01月21日(水曜日)

アイキャッチ画像。

無理解な保護者の存在


親が子どもの緘黙に気付いていない。

親が緘黙に無理解で、子どもを追い詰めるようなことを言う。

このところ Twitter で、こうした親の存在が小さな話題になっています。これに対して、一部の緘黙に理解ある保護者からは、驚きの声が上がっています。

保護者に緘黙の理解がないという当事者や経験者の声は、ネット上では昔ほど聞かなくなったと感じていました。保護者の理解が進んでいるのかもしれません。その一方で、私の勘違いかもしれませんが、ここ何年かの間に、無理解な保護者の存在を口にしにくい「空気」のようなものができたとも感じます。緘黙支援に熱心な保護者の存在が目立ち出したためです。私の勘違いならよいのですが。

私がこのブログを始めた10年近く前には、 無理解な保護者に対する当事者や経験者の不満をネット上で見ることがわりとあったような気がします。2008年末には、緘黙支援団体「かんもくの会」の代表が、ブログの中でこう書きました(弥生桜、2008年12月2日)。

自分の親だけでなく、私の知る限り、緘黙症の当事者たちの多くは口をそろえて「親にはなにもしてもらえなかった」と言います。

これはすでに結論を出していることですが、緘黙症は最も近くにいる家族にその深刻さを気づいてもらえない特性をもった障害です。(障害とはあまり言いたくありませんが)

かんもくの会の保護者会員の方々だけと接しているとそんな気がしなくなってくるのですが、現実はほとんどの子どもたちはあまり心配してもらえずに放置されていると思います。

緘黙症の当人はどうしてこの苦痛に気づいてくれないのかと親を恨んだりします。

しかし、その苦痛が周囲から見えないのが緘黙症の特性であって、他の障害と最も異なる性質の一つだと思います。