緘黙RPG、やや規模の大きな更新をしました

2015年08月28日(金曜日)

アイキャッチ画像。
私が作った場面緘黙症の簡単なRPG(ロールプレイングゲーム)ですが、さらなる修正版を公開しました。

今回の更新により、まるで別ゲームになった……とまでは言いませんが、少し大きめの更新です。ゲーム最序盤はあまり変わりませんが、スモールステップの取り組みを始めると、だんだん変わってきます。プレイ時間も倍以上に増えました。

前回のゲームをよくよく思い返すと、スモールステップの取り組み方や、緘黙児自身の努力ばかり強調しているようにもとれる展開、話せないことが罪のようにもとれるシナリオに問題を感じるようになりました。そこで、このあたりを変更して、ついでに新たなイベントなどを多数盛り込んだり、細かいところを肉付けしたりしたのが今回の修正版です。

ダウンロード


↓ ここからダウンロードできます。Yahoo!ボックス へのリンク。
◇ 緘黙RPG(仮)ver.1.10 ZIP形式 9.6MB (新しいウィンドウで開く

------------------------------
[追記(2016年8月10日)]

上はかなり古いバージョンです。新しいバージョンのダウンロードは以下のページでお願い致します。

◇ 緘黙RPG - ダウンロード (新しいウィンドウで開く

また、ダウンロードせずともブラウザ上でプレイすることもできます。詳しくは、こちらをご覧ください。

◇ 緘黙RPGが、ブラウザ上でプレイできます (新しいウィンドウで開く

------------------------------

動作環境


ゲームの動作環境は、今までと変わりありません。動作OSは Windows2000、XP、Vista、Windows7 (Windows8ではソフトウェアモードで辛うじて)で確認されているとのことです。⇒ゲーム制作に使ったソフト WOLF RPGエディターのページ、動作環境の説明あり (新しいウィンドウで開く

なお、アンインストールについてですが、レジストリに変更を加えていないので、フォルダごと削除してくだされば結構です。

主な変更点


細かい変更点は数え上げればきりがないほどありますが、主なものに絞って挙げると、次の通りです。

○ ボリュームが増え、プレイ時間が大幅に増えました。今回はいちおうのエンディングを見るのに60分ぐらいかかるかもしれません(前回は20分~ぐらい)。それだけ、新しいイベントなどが増えているということです。

○ 主に3人パーティーでの冒険になりました。前回は、主人公と母親の2人パーティーでした。

○ ボス戦をいくつも用意しました。以前のバージョンでは、ボス戦は1つだけでした。

○ 戦闘の難易度を、ゲーム開始時に選択できるようにしました。「標準」「易しい」「難しい」の3段階です。

○ 通常戦闘BGM の音量が少し大きいように思われたので、調整しました。

バグについて


「アイテム図鑑」で収集したアイテムの詳細を見ようとすると、表示がずれるバグがあります。これは、修正版にアイテムアイコンを新たに導入した関係で発生するバグです。このバグを直したかったのですが、今の私には技術的に難しいですし、かといって、アイテム図鑑やアイテムアイコンは無くしたくなかったので、バグはそのままに公開することにしました(本当はよくないのですが)。

他にも、私には未確認のバグがあるかもしれません。ご指摘くだされば、できる範囲でなんとかします。

このゲームについて、色々






海外で、緘黙児支援のためのゲームアプリ登場

2015年08月23日(日曜日)

アイキャッチ画像。
ミニゲームを通じて場面緘黙症を克服しようという趣旨の海外アプリが、今年8月14日(金)にリリースされました。Meeu というアプリで、iPhone や iPad で遊ぶことができます。

↓ iTunes ウェブサイト内の、アプリ紹介ページです。
◇ Meeu (新しいウィンドウで開く

↓ アプリ公式サイトへのリンクです。
◇ Meeu (新しいウィンドウで開く

現在公開されているものは限定版です。無料ですが、日本からダウンロードできるかどうかは分かりません。

実は私、これが一体どういうゲームアプリなのか知りません(知らないのに紹介するのは、あまりよくないのですが……)。公式サイト等の説明だけではよく分かりませんし、私はアンドロイド派なので、アプリを使うこともできません。また、このアプリは海外でもまだあまり話題になっていません。ですが、緘黙児支援のための新しいアプローチということで、思い切ってご紹介しています。

アプリの開発者は、公式サイトによると Joint Venture Applications (JVApps) という7人からなるチームです。緘黙を専門に博士号の取得を目指す Poling Bork さんという方を中心に、2013年にチームが立ち上がりました。また、チームの Facebook ページによると、このチームはアプリのリリース前から、専門的なイベントの展示会に出展し、アプリの開発プロジェクトについてアピールを行なってきたようです。

↓ Joint Venture Applications の Facebook ページへのリンクです。
◇ Joint Venture Applications (新しいウィンドウで開く

アプリ開発チームのリーダーである Poling Bork さんについては、カナダの緘黙支援グループ? Mutism.ca を立ち上げた方でもあります。3人のお子さんを持つ母親ですが、3人とも緘黙児だったそうです(現在も緘黙かどうかは分かりません)。この方は緘黙についての研究実績もあり、その研究は専門的な雑誌に掲載されています。

↓ Mutism.ca へのリンクです。
◇ About - Mutism.ca (新しいウィンドウで開く


沖田×華さんが、連載漫画で緘黙について描く

2015年08月22日(土曜日)

アイキャッチ画像。

コミックエッセイ


発達障害の漫画家・沖田×華(おきたばっか)さんが、女性誌連載中のコミックエッセイ「毎日やらかしてます。」の中で、ご自身の場面緘黙症について描いた話が掲載されました。

掲載誌は女性コミック誌『本当にあった笑える話 Pinky』(ぶんか社)2015年10月号です(75-80ページ)。作中に「場面かん黙症」「完全かん黙」「場面(選択性)かん黙」の用語が出てきていて、緘黙についての簡単な解説も行なわれています。

沖田さんに現れる緘黙症状は、典型的なそれとは違うのではないかと私は思います。ですが、こうした症状で悩む方もいらっしゃるという事実は重いです。

※ 私が考える典型的な緘黙症状とは、学校や幼稚園に何ヶ月、何年間も通っているのに、学校や幼稚園に行くと一日中全くあるいはほとんど声が出なくなる状態が続くというものです。

「毎日やらかしてます。」のシリーズは単行本化されていて、既に『毎日やらかしてます。アスペルガーで、漫画家で』『ますます毎日やらかしてます。アスペルガーで、漫画家で』の2冊が出ています。今回の緘黙の話も、いずれ単行本に収録されるかもしれません。

かつては『ガキのためいき』という漫画にも


なお、沖田さんはかつて『ガキのためいき』という漫画にも、ご自身の緘黙経験を描かれたことがあります。

↓ その時のこのブログの記事です。
◇ 女性コミック誌に「場面緘黙症」 (新しいウィンドウで開く

掲載誌について


沖田さんの今回のコミックエッセイはどなたでも安心して読める内容です。

ただ、掲載誌には未成年の方にはおすすめできない内容の漫画が相当数載っています。私はこの記事を書くための下調べをするまで、失礼ながら、この雑誌のことを知りませんでした。男性の私がこういうのを読んでしまって、女性の方、すみません。

リンク


↓ Twitter へのリンクです。
◇ 今回の漫画についての、沖田×華さんのコメント 1
 (新しいウィンドウで開く

◇ 今回の漫画についての、沖田×華さんのコメント 2
 (新しいウィンドウで開く