Yahoo!特集記事に緘黙、兵庫労働局が不適切対応、反響大

2016年10月13日(木曜日)


[2016年10月18日追記]

Yahoo!ニュースの特集記事ですが、続編が出ています。

◇ 本当に「処分は5人」だったのか―― 兵庫労働局の「不適切対応」問題で厚労省が虚偽説明 (新しいウィンドウで開く

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[2016年10月14日追記]

Yahoo!ニュースの特集記事ですが、一部修正されています。

「女性の障害は、広汎性発達障害の一種とされる『場面緘黙(かんもく)症』だった」

「女性の障害は『場面緘黙(かんもく)』症状を持つ広汎性発達障害」

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Yahoo!ニュースの特集記事で13日、場面緘黙症の成人当事者に関する記事が掲載されました。

↓ その記事へのリンクです。「発達障害」と書かれてありますが、本文には「場面緘黙症」とも書かれてあります。
◇ 兵庫労働局、発達障害の非常勤女性に「いじめ」「虐待」  〜前局長ら5人処分 障害者雇用推進の役所がなぜ? (新しいウィンドウで開く

記事の反響は大きく、Twitter や Facebook の投稿を検索できる「Yahoo!リアルタイム検索」では、本日20:00現在で「兵庫労働局」が話題のキーワード1位になっています。また、同21:00現在で、Yahoo!リアルタイムでの「兵庫労働局」検索ヒット数は1,000件を超えています。

話題のキーワード1位

この記事については、脳科学者の茂木健一郎氏も Twitter で発言されています。

↓ 茂木氏の Twitter 投稿へのリンクです。Twitter に登録されていない方でもご覧になれます。
◇ https://twitter.com/kenichiromogi/status/786503854867091457 (新しいウィンドウで開く

今回の記事はさすがに Yahoo! の特集記事とあって、よく取材されていてしっかり書かれてあります。ただ、「広汎性発達障害の一種とされる『場面緘黙(かんもく)症』」とありますが、そうした話は聞いたことがありません。法律上では緘黙が発達障害として扱われることがあるので、そこから誤ってこういう記述になったのか。それとも、もしかしたらこの女性が広汎性発達障害と緘黙を併せ持っていて、それを誤って一般化したことにより、こうした記述になったのか。

[2016年10月14日追記]

この広汎性発達障害に関する記述については、上述の通り修正されています。


今年度から障害者差別解消法が施行され、障害者への「合理的配慮」のあり方が問われる中、今回の記事には注目したいです。記事はまた、緘黙が成人期にまで至り、就労面で配慮を要する当事者の存在を伝えているという点でも注目したいです。