場面緘黙症の日本の専門書、やはり少なすぎる!

2006年08月19日(土曜日)

Gesichter des Schweigens - die systemische Mutismus-Therapie. SYMUT als Therapiealternative場面緘黙症の洋書紹介のページに、新たにドイツ語編を加えました。

ドイツでは場面緘黙症の専門書の出版が盛んで、著者の顔ぶれもさまざまです。

面白そうな本がいっぱいですよ、奥さん!(ドイツ語読める方は、少ないでしょうが…)



[ドイツ語ページのアドレスはこちら]

http://nhjournal.kurushiunai.jp/smj_books_written_in_german.html

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このページをまとめる中で気づいたことですが、ドイツでは最近5年の間に、場面緘黙症の専門書が6冊も出版されています。

一方の日本では、1994年に出版された『場面緘黙児の心理と指導』 を最後に、場面緘黙症の専門書が1冊も出版されていません。

Wikipedia の「ドイツ語」「日本語」によると、ドイツ語圏の人口は日本語圏のそれとほぼ同じです。おそらく、場面緘黙症の問題で苦しんでいる方の数もそうは変わらないはず。日本語圏とマーケットがほぼ同規模と思われるドイツ語圏であれだけ場面緘黙症の専門書を出版してビジネスとして成り立っているのなら、日本でも、もっと専門書が出版されてもよさそうだと私は考えてしまいますが、安直でしょうか(それとも、ドイツ語の専門書は、専門家の自費出版?)。

とにかく、日本語圏では、場面緘黙症の専門書が英語圏やドイツ語圏に比べると少なさすぎます。

それから、さくらかよさんの『君の隣に』 のような、実際に緘黙症を経験された方の体験記は、ドイツ語圏には見つかりませんでした。専門書はあれだけあるんですけれどもね。

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