場面緘黙症を不安障害として理解するために
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場面緘黙症理解のための資料第4弾「場面緘黙症を不安障害として理解するために」です!
資料No.4も、エリザ.シポンブラム先生によるものです。
今回は、場面緘黙児の査定・評価・治療をする際にとても重要となる「コミュニケーションにおける安心感尺度」(SM-SCCS)のお話です。
翻訳は、壱さんが担当されました。壱さんは大学生で、中学の頃に場面緘黙症の症状があったそうです。えいっと勇気を出して大学では「点訳サークル」に所属。慣れるまでは大変だったそうですが、今はすっかりサークルにもなじんで、企画の責任者もされているそうです。
原文に2カ所ミスがあるように思ったので、SMJ翻訳チームからシポンブラム先生にメールで質問しました。
翻訳した資料はSMartセンターにお送りしています。今後も、翻訳チームで少しずつ資料を翻訳し、拙ブログに掲載していければと考えています。なおチームで目を通しましたが、誤訳や誤字脱字が見つかりましたら、ぜひお知らせ下さい。その都度検討し、更新いたします。
■ Knet翻訳チーム メンバー募集!
今回、いっしょに翻訳作業をやりたい方を、若干名募集します。
Knet翻訳チーム掲示板 http://bb2.atbb.jp/knet/
こちらの掲示板にアクセスされた後、ユーザー登録を行い、私にご一報ください。私が指定した登録ユーザーのみ、掲示板の記事を閲覧できるようになっています。登録にはメールアドレスが必要です。
英語が得意な方、得意というほどではないけれど協力したいという方、翻訳の時間はとれないけど誤訳チェックだけならできそうと言う方も、ぜひ声をおかけ下さい!
■ 上の画像をクリック!
選択場面が表示されます。資料No.4の「場面緘黙症を不安障害として理解するために」を選んでください。
■ ダウンロード
[html] [印刷用] のどちらかをクリックしてください。
htmlは、Internet Explorer などブラウザで見ることができます。そのまま印刷することもできます。無料サーバーを使っている関係で、ページの末尾に小さな広告が挿入されています。
印刷用は、リッチテキスト形式です。Windows のワードパッドや、Word、一太郎で閲覧することができます。もちろん、印刷可能です。
■ 内容の要約
私たちは緘黙児が「話さないこと」に注目しがちですが、「場面緘黙症」を、コミュニケーションにおける「不安」の問題として捉えることが大切です。
このことを理解していないために、先生の中には「友達と話せるのに、先生の質問には答えないとはけしからん!」と、緘黙児を「反抗的」「挑戦的」と考えてしまう人もいます。
本文ではSMartセンター(アメリカの場面緘黙症不安研究治療センター)が行っている治療のおおまかな流れを説明してあります。
(1)緘黙児の「不安」の程度を示すためにSM-SCCSという尺度を用います。本文でSM-SCCSについて説明があります。
(2)緘黙児は、そこにいる人や周りの状況(場所・活動)で、不安の水準が変化します。様々な社会的状況で、SM-SCCSのどのステージ(段階)かを判断します。本文にその例が示されています。
(3)次の目標をどこに設定するか決めて取り組んでいきます。非言語的コミュニケーションから言語的コミュニケーションに進む時、「言葉の橋渡し役 verbal intermediary」を用いて進んでいくことが多いです。本文では「言葉の橋渡し役」について説明があります。
>>本文を読む [html]
* * * * * * * * * *
■ 著者
E.シポンブラム博士 著
場面緘黙症不安研究治療センター(SMartセンター)代表・所長
場面緘黙症グループ小児期不安ネットワーク
(SMG〜CAN)最高責任者・医学管理責任者
フィラデルフィア オステパシー医療大学 家庭医学・心理学 臨床助教授
[著書]
★ Ideal Classroom Setting for the Selectively Mute Child
★ Easing School Jitters for the Selectively Child
★ Understanding Katie
★ Supplement Treatment Guide to Understanding Katie
アメリカで場面緘黙症の研究というと、この方でしょう!
Time や New York Times、ABC newsなど、アメリカの大手メディアが場面緘黙症を取り上げるときは、必ずと言っていいほど彼女が取材されます。
シポンブラム先生の姿が見たい方はこちらのABCニュースのビデオをクリックすると、今年5月27日放映のABCニュースが見られます。
http://abcnews.go.com/GMA/Americanfamily/story?id=1770308&page=1
先生はオステパシーのDO (整骨医学外科学博士)なのですが、お子さんのソフィアちゃんが場面緘黙児だったことから人生が変わります。あちこちの専門家から誤った診断を受け、よい治療法が示されなかったことから、仕事を辞めて母親として子どもさんのために場面緘黙症の情報収集を始め、それから「場面緘黙症」の研究と治療に取り組まれることになります。
お若いときの先生とソフィアちゃんを見たい方はこちらをクリック
http://selectivemutismcenter.org/personalstory.htm
■ この資料について
この資料は、場面緘黙症不安研究治療センター(SMartセンター) サイト内にある Handouts! を翻訳したものです。英語版も、見た人がプリントアウトして、誰かに情報を広める形式になっています。
場面緘黙症不安研究治療センター(SMartセンター)はシポンブラム先生が設立したもので、場面緘黙症で悩む子どもたちの診察や研究、場面緘黙症の認知向上のための活動等に取り組んでいます。
翻訳の掲載の許可については、このサイトの常連さんでいらっしゃるけいこさんが、シポンブラム先生にメールを通して直接許可をとりました。日本の実情に合わせて、一部削除したり、部分掲載したりする許可もいただいています。場面緘黙症Journalについても、先生にご紹介しました。
場面緘黙症について口頭で説明して理解を得るのはうまくいかないこともあるかもしれません。この資料がお役に立つことができれば幸いです。
(今回の記事は、けいこさんと相談の上まとめました)
- [2006/09/13 12:13]
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コメント
が、私には難しかったのですが、この資料のおかげで理解することが出来ました。ありがとうございます。
翻訳の壱さん、ありがとうございました。
なんだかいつも細かいことばかり指摘して申し訳ございませんが、、、2枚目の上の2行だけフォント9になっています。文書となるとやたら細かく見てしまってすみません。職業病かな?
ご指摘ありがとうございます。
ははさんは、さすがですね。私は全く気づきませんでした。
それにしても、「緘黙症理解のための資料第4弾!」の画像、ちょっと派手だったかな…?
資料4
資料2の色が今までの中で気に入ります。
今回の派手な画像でみんなにもっと伝わる!(文章おかしい)
4の中身は学校では話せないのに家や外では話せる。
私と似てましたー。外や家、学校以外だと話せるときがある・
そのABCニュースもみてみましたよー
日本語だといいのに><;
どれがシポン先生かわからなかったけど!
富氏さんへ
更新はいつも土曜日が多いようなので、平日はそのあたりぼ〜っと見てるんですね。(^^;)
派手な画像いいじゃないですか〜

特定の場所や人に対して緘黙となるわけですから、
話してもらえない相手にとっては反抗している、
クラスメートなら嫌われてるのか、などと
思われても仕方ないのかもしれませんね。
自分も緘黙の頃は、小声でもなんとか話せる相手、
全く話せない相手、発言する時だけ話せる、という
感じだったから、そう思われてたのかもしれない
と思うと、相手に取られた態度も理解できました。
私はただ単に、話さないから嫌われてるんだ、
避けられるんだとずっと思っていました。
当時は毎日の学校が終わる事だけで必死だった。
自分の事だけで精一杯だったから・・・
相手の気持ちまで考えなかったわ・・・。
みるもさんへ
これも壱さんのおかげです。
>資料2の色が今までの中で気に入ります。
>今回の派手な画像でみんなにもっと伝わる!(文章おかしい)
画像は、Photoshop Elements という画像処理ソフトを使って作成しています。今回の画像、下書きとプレビューで予行演習したときは何とも思わなかったのに、いざブログにアップロードしてみたらこんなに派手になってしまって、びっくりしました。
>どれがシポン先生かわからなかったけど!
1分48秒に出てくる女性です!
ははさんへ
「このサイトについて」で書いてありますが、更新は原則土曜日です。他の曜日でも、私の気分次第で更新しています。
http://nhjournal.kurushiunai.jp/smj_profile.html
野ウサギ。さんへ
はい、壱さんのおかげです。
>特定の場所や人に対して緘黙となるわけですから、
>話してもらえない相手にとっては反抗している、
>クラスメートなら嫌われてるのか、などと
>思われても仕方ないのかもしれませんね。
う〜ん、なるほど。ただ、初対面ならともかく、ある程度付き合いがあれば、「この人は話せない人なんだ」と理解してもらえてもいいような気もします。
私も学校では「ありがとう」「ごめん」が言えなかったので、気分を害した人もいるかも…。(>_<)
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