負の強化、罰 

先日、「正の強化」のお話をしたので、今回は「負の強化」のお話です。

「負の強化」の強化が場面緘黙症の治療にどう役立つかは私には分からないのですが、何かの参考にはなるかもしれません。心理学初学者の富氏が、自身の復習も兼ねて、まとめます。

「負の強化」は、しばしば「罰」と混同されるので、両者の違いについても触れています。

今回の記事をまとめると、下の表のようになります。

行動の頻度+行動の頻度−
刺激を与える正の強化正の罰
刺激を除く負の強化負の罰

「こんな表いきなり見せられても、わけが分かんない!詳しく知りたい!」という方は、続きをどうぞ。

* * * * * * * * * *

■ 負の強化とは何ぞや

前回お話した「正の強化」(Positive Reinforcement)は、褒めたりごほうびをあげたりするなど、快楽を与えることにより、行動を強化するというものでした。

これに対して「負の強化」(Negative Reinforvement)は、快楽を除いたり、不快なものを与えたりすることにより、それらを避けさせたり予防させたりさせることです。これにより、避けること、予防することの頻度が上がり、行動が強化されます。

例えば、高校の定期試験で赤点(欠点、落第点)を多くとると、進級できない危険があります。生徒はそれを避けようと、一生懸命勉強するわけです。

■ 「負の強化」は「罰」とは別物

「なんだ、負の強化って、罰のことじゃん」

と思ったあなた!違います。行動分析では、「負の強化」と「罰」は別物として考えられています。これは間違われやすいので、気をつけましょう。

■ 罰とは何ぞや

「正の強化」「負の強化」が行動の頻度を上げる、行動を強化するものであるのに対して、「罰」(Punishment)は、行動の頻度を下げる、行動を「弱化」するものです。

「弱化」という言葉は我々一般人が使うことは普通ありませんが、行動分析学では、「強化」と対をなす概念として用いられています。

この「罰」にも、「正の罰」(Positive Punishment)と「負の罰」(Negative Punishment)があります。

◇ 正の罰

これは分かりやすいです。例えば子どもが何か悪いことをしたときに、お尻ペンペンしたり、叱ったりして不快な刺激を与えると、悪いことをしなくなる、悪いことをする頻度が下がるというものです。

◇ 負の罰

負の罰というのは、少し分かりにくいかもしれません。何か刺激を除くことにより、行動を減少させるものです。

例えば、子どものしつけの技法の1つして、「タイムアウト」と呼ばれるものがあります。子どもが何か悪さをしたときに、部屋に一定時間閉じ込めたり、廊下に立たせたりすることです。こうして、子どもが悪さをする状況から離れさせることにより、悪さをする頻度を下げることができます。

■ 罰は学習に効果的か

行動分析や心理学に関する本を読んでいると、罰は強化に比べて学習にあまり効果的ではないとする記述が目立ちます。

行動分析の父 B. F. Skinner にしても、罰の効果は一時的だし、罰を与えたからといってどう行動するのが正しいかを学習させることはできないとして、かなり否定的に見ています。

とはいえ、罰が全否定されるわけではありません。必要な場合も出てくるでしょう。次の4原則に則って行われれば、罰は学習に効果的です。しかし、実際にはこの原則を守るのは簡単ではありません。

○ その罰が犯した違反に適当であること
○ その罰を実施する際には、説明もすること
○ その罰には、いくらか償いを含めること
○ その罰は、犯した罪の直後にすぐ、適度に行われること
Hayes, N. (2003). Teach yourself applied psychology. (2nd ed.). Chicago: McGraw-Hill. 54. より作成。

■ まとめ

強化、罰をまとめた表を改めて示して、今回の記事を終わりにしたいと思います。

行動の頻度+行動の頻度−
刺激を与える正の強化正の罰
刺激を除く負の強化負の罰


以上、小学校入学早々、廊下に立たされたことがある富氏でした。人気blogランキング参加中です。もしよろしければ、下の「人気blogランキングへ」をクリックしてくださると嬉しいです。

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[補論〜 その他、オペラント条件づけに関する用語]

◇ 好子(Positive Reinforcer)
「正の強化子」とも言う。行動を強化させる刺激のこと。読み方は「こうし」。「よしこ」ではない。

◇ 嫌子(Negative Reinforcer)
「負の強化子」とも言う。行動を弱化させる刺激のこと。読み方は「けんし」。

※ 「消去」の説明、消去しました。自分の説明に自信がなくなったので…。(2006/09/24)

[関連記事]

◆ ごほうびで行動を変える〜正の強化

[参考にしたもの]

◆ Hayes, N. (2003). Teach yourself psychology. (3rd ed.). Chicago: McGraw-Hill. 154-155.
◆ Lavay, W. B., French, R., & Henderson, L. H. (2005). Positive behavior management in Physical Activity Settings. (2nd ed.). Champaign: Human Kinetics Publishers. 88.
◆ Muijs, D. & Reynolds, D. (2005). Effective Teaching: Evidence and Practice. (2nd ed.). Gateshead: Sage Publications Ltd. 85. ◆ Richelle, M. (1995). B.F. Skinner. New York: Psychology Press. 59.
◆ Sundel, M. Sundel, S. S.. (2004). Behavior change in the human services: Behavioral and cognitive principles and applications. Sage Publications, Inc.
◆ Pierce, D. W., & Cheney, D. C. (Eds.). (2003). Behavior analysis and learning. (3rd ed.). Mahwah: Lawrence Erlbaum Associates, Inc. 162.
◆ オペラント条件づけ. (2006, September 22). Wikipedia. Retrieved September 22, 2006 from
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=
%E3%82%AA%E3%83%9A%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%
88%E6%9D%A1%E4%BB%B6%E3%81%A5%E3%81%91&
oldid=7461176.

コメント

好子・嫌子のコンビは傑作です!

富氏さん、わかりやすい説明をありがとうございます。
でも、行動療法って、頭の中がこんがらがってきそうですね!
「正の強化」はわかりやすいけど、
他のは、「罰」とどう違うのか、よ〜く考えないと分からないのは私だけでしょうか?

何を「刺激」にして、何をその「結果」にするかによって、
同じことしてても違って来ると思いませんか?

「負の強化」・・・進級のために一生懸命勉強してる子にとって赤点は「負の強化」かも。でも何とな〜く勉強してる子が赤点で親に叱られるのが怖くて「勉強をさぼる行動」が少なくなるとしたら、これは「正の罰」と違うんでしょうか?

・「タイムアウト」・・・大人が「負の罰」をしたつもりでも、子どもが部屋に閉じこめられて怖い思いをしたり、廊下に立たされて恥ずかしい思いをしたら「正の罰」に入らないんでしょうか?もし、空想好きの子が授業中ぼおっとしてて廊下に立たされて、でも先生に当てられずにすんで嬉しかったら、これは何に当たるのか・・・ぼおっとすることが「正の強化」されたことに?
富氏さんは、なんで立たされたんですか?

質問です

富氏さん、けいこさん、いつもありがとうございます。

うちの子が教室に入れなくなったとき、たまたますごくほしいものがあって、それを目指して、苦手意識の少ない活動から、1つずつ参加していって、全部の授業に出られるようになったとき、「ごほうび」として買ってあげたことがあります。(3万円くらい)

「ものでつる」効果は一時的なもので、「子供はごほうびを手に入れてしまうと、もうそのことをやらなくなってしまうでしょう?」と専門家の方に聞かれたことがあります。

うちでは、「ごほうび」をあげるときは、頑張ってチャレンジしたことを続けていくことを約束させます。もし、調子が悪くて、その授業に出られなかったりした場合は、その時間数に応じて「ごほうび」を「お預かり」する約束になっています。1時間出なかったら、1日「お預かり」などです。

これって、「罰」でしょうか?



けいこさん、コメントありがとうございます。

>何を「刺激」にして、何をその「結果」にするかによって、
>同じことしてても違って来ると思いませんか?

私は初学者なので難しい質問には答えられません。(>_<)

ですが、敢えて私の理解で申し上げると、けいこさんのおっしゃる通りだと思います。Douglas Murdoch という人が書いた Basic Behavior Therapy という本には、次のように書かれています。

But in reality whether a stimulus is pleasant depends on the person, not on the nature of the stimulus. Thus while most people might consider chocolate to be a 'positive reinforcer' because it is 'delicious,' some dislike chocolate.
(中略)
Thus reinforcers are specific to the individuals being reinforced. It is not possible to know in advance what will be reinforcer.
(28ページ)

stimulus:刺激
positive reinforcer:好子、正の強化子

同じ刺激でも、人によって好子になったり嫌子になったりするのだと私は理解しています。TPOによって、好子を与えたつもりが嫌子になってしまうこともあるでしょう。

例えば、子どもは親の注意を引きたくてわざと悪さをすることもあります。そうした場合に叱るのは罰ではなくて、正の強化になり得ます。

しかし、こうなると、行動療法家も大変そうですね。正の強化をしたつもりが、負の強化をしてしまったり…。

* * * * * * * * * *

私が廊下に立つことになったのは、…なんだかごちゃごちゃしてよく分かりません。確か、何も悪いことをしていないのに「僕は悪いことしました」と名乗り出て、立たされたのではなかったかと思います。

みちさん、コメントありがとうございます。

私は初学者なので、自信を持って答えられません。

ですが、あくまで私の理解で申し上げると、それはお子さんがお預かりを快楽と感じるか不快と感じるか、そして、ごほうびをお預かりされた結果としてどのような行動の変化が起きたかによると思います。

もっとも、ごほうびが無くなって嬉しいと感じる人は普通いません。お預かりは、ごほうびという好子が除かれたと考えるのが自然だと思います。その結果、もしお子さんの学校に行く頻度が下がるようなことがあれば、それは負の罰になります。

逆に、ごほうびの除去という嫌悪刺激を回避するためにお子さんが学校に通うようになれば、それは負の強化です。

お預かりの結果、もし何の行動の変化がなければ、強化でも罰でもありません。

なんだか理屈っぽいですが、行動分析ではおそらくこう考えるのだろうというのが、私の理解です。

わかりやすい説明ありがとうございます

結果として、好ましい行動の変化が見られれば、「強化」と考えていいのですね。難しいですが、なんとなくわかりました。

ありがとうございました。

富氏さんへ みちさんへ

>同じ刺激でも、人によって好子になったり嫌子になったりするのだと私は理解しています。TPOによって、好子を与えたつもりが嫌子になってしまうこともあるでしょう。

富氏さん、詳しい説明をありがとうございます。そうですよね。それを分析するのが行動療法家の仕事なんでしょうね。
だとしたら、みちさんはちょっと誤解されているような?

>結果として、好ましい行動の変化が見られれば、「強化」と考えていいのですね。難しいですが、なんとなくわかりました。

好ましい、好ましくないはこれらの用語の意味には含まれてないのではと思います。
生活の中の様々な刺激を整理して考え、
「正の強化」「負の強化」を用いて「好ましい行動」を増やし、
「正の罰」「負の罰」を用いて「好ましくない行動」を減らすよう計画を立てるのが、行動療法なのではないかと。

>「ものでつる」効果は一時的なもので、「子供はごほうびを手に入れてしまうと、もうそのことをやらなくなってしまうでしょう?」と専門家の方に聞かれたことがあります。

「ものでつる」と「ごほうび」は、資料No.3や富氏さんが「正の強化」の所で説明されているように必ず区別する必要があると思います。

「ごほうび」は子どものやる気を起こして行動を達成を助けるものです。確かに直接の効果は一時的かもしれませんが、行動が成功して得られた子ども自身の「達成感」や「自信」は一次的なものではないでしょう。行動を成功させること自体ではなく、できた行動に子ども自身が「達成感」や「自信」を感じているか、そちらの方が大切なのではないかと、私は思います。

「ものでつる」は子どもの気持ち関係なく、子どもにその行動をさせるだけなので、「達成感」や「自信」は得られないです。子どもは物から得る快の感覚で、自分の気持ちをごまかされてしまうのだと思います。

けいこさん、ありがとうございます

>「ものでつる」と「ごほうび」は、資料No.3や富氏さんが「正の強化」の所で説明されているように必ず区別する必要があると思います。
>行動を成功させること自体ではなく、できた行動に子ども自身が「達成感」や「自信」を感じているか、そちらの方が大切なのではないかと、私は思います。

だいぶ、頭の中がすっきりしてきました。うちの子は本当に苦手なことが多くて、みんなが普通にできていることをできるようにするために、常になにかしら「ごほうび」を用意して、それを目標にやってきました。

他のお母さんなどにそのことを話すと「ものでつるなんてとんでもない。うちでは」絶対にそういうことはやらない。」と言われ、「こんなことを続けていっていいのか?」と思うこともありました。でも、自分のやってきたことは「ものでつる」ことではなかったと、今思えます。

息子はこれまで「ごほうび」を目標に、数々のハードルを乗り越え、たくさんの自信を得てきました。ひとつハードルを乗り換えるたびに、次のハードルを乗り越える力がついていきました。たぶんこれからも、自分の課題を少しずつクリアしていけるように思います。

「好ましい」行動、「好ましくない」行動の変化

刺激の付与 or 除去

人、動物

行動の頻度の増加 or 減少 

誤解を招く書き方だったかもしれませんが、私もけいこさんがおっしゃるとおり、行動の変化に「好ましい」「好ましくない」という価値判断は関係ないと理解しています。とにかく何らかの行動の頻度が増加したら「強化」、減少したら「罰」なのだと思います。

あまり良い例えではないかもしれませんが、薬物中毒が「正の強化」で説明されることがあります。薬物の快感により、服用する頻度が増加するということです。

「強化」「罰」については、私にとっても理解が難しいです。

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シークレットモードでコメントを下さった方へ

大変申しわけございません。シークレットモードのコメントなので、どこまでお話していいか分かりませんが、ブログのシステム上、そういったことはできないことになっています。

コメントの投稿の仕方についてはこれまでもお問い合わせをいただいたので、近いうちにまとめてみたいと思っています。

ご不便をおかけして申しわけございません。

誤字訂正お願いします。

前回の書き込みに誤字がありました。

>ひとつハードルを乗り換えるたびに、次のハードルを乗り越える力がついていきました。

「乗り換える」→「乗り越える」

訂正お願いいたします。

ちょっと違うんじゃないかなぁ??

突然お邪魔しました、ABA信奉者(3年目)の者です。
私も初心者の域は出ておりませんので専門的なコメントにはならないかもしれませんが、一応、大学院で
行動分析学入門を習得しました。強化に対する対語は弱化または負の強化(標的となる行動頻度が少なくなること)で、罰と嫌子(けんし)が同義語と習った覚えがあります。

専門家によっても、行動療法の専門用語の使い方は
まちまちで、ごちゃまぜに使うと、専門語とその現象とが、メチャクチャになると思うんですね。
専門かぶれになることよりも、まずは行動をじっくり観察することから始まるように思います。
そして、気になる行動があれば、良い悪いを抜きにして、「なぜそうするの?」と考えます。それが増えた方がいいのか、減った(なくなった)方がいいのか、増やす(なくす)にはどんなご褒美がいいのかと私は
保育士当時考えていました。
ABAについては止め処もなくなりますのでこの辺で。
けいこさん、コメントありがとうございました。
10月には大学院で行動療法の第1人者の講義が始まります。講義内容はブログにも事後報告するつもりです。

みちさん、申しわけございません。

申しわけございません。管理者は、いただいたコメントを訂正することはできないようになっています。

コメントの仕方については、後ほどまとめてみたいと思います。

ゆきんこさん、コメントありがとうございます。

ゆきんこさんのような、行動分析学の素養がある方の書き込みは、大変助かります!ただ、ちょっと頭の中がこんがらがってきました。

>負の強化(標的となる行動頻度が少なくなること)

例えば、これは心理学の入門書になりますが、イギリスの Teach yourself psychology という本には、正の強化も負の強化も行動を促すもので、それに対して罰は行動をストップさせるものだと書かれてあります。

Both positive and negative reinforcement are about training a person or animal to do something - they encourage a particular kind of behavior. But punishment is about stopping the person or animal from doing something, not about encouraging them to do something.

それから、これまたイギリスの本になりますが、Handbook of Behavior Problems of the Dog and Cat という本は、罰は行動の起こりやすさを下げるものであるのに対し、負の強化は刺激からの逃避が増えるものであると説明しています。

With punishment, the application of the stimulus during or immediately following the behavior leads to a decreased likelihood that the pet will repeat a behavior. In negative reinforcement the withdrawal of the stimulus increases the chance of a behavior recurring.

うる覚えですが、ヒルガードの心理学や教科書地元の図書館の行動分析の本にも、負の強化は嫌悪刺激の除去により生じるもので、回避行動の頻度が増えると説明されてあったような?

ですが、回避行動の頻度が増えるということは、裏返せば、標的となる行動頻度が少なくなることと同じことのようにも思えます。

>罰と嫌子(けんし)が同義語

罰は英語で punishment、嫌子は negative reinforcer ですから、罰も嫌子も同義語だとしたら、罰も負の強化もごっちゃになってしまうような?罰は行動の頻度を減少させるもので、負の強化は頻度を増加させるものでは?

分からなくなってきました…。

私は最近、ブログの設定を変更して訪問履歴を残さないようにしたので、ゆきんこさんのサイトを訪問しても分からないようになってしまいましたが、これからも時々立ち寄らせていただきたいと思っています。

富氏さんへ

パスワードを入れてコメントするやり方、分かりました。

お手数おかけしてすみませんでした。

こちらこそ、お手数をおかけしました。

こちらこそ、説明が足らず、ご迷惑をおかけして申しわけございませんでした。

PASS だけでは、何のことだか分かりにくいです。現在、解説ページを作成中です。

ゆきんこさんへの返信について、訂正です。

失礼しました。ゆきんこさんへの返信について訂正があります。

>それから、これまたイギリスの本になりますが、Handbook of Behavior Problems of the Dog and Cat という本は、罰は行動の起こりやすさを下げるものであるのに対し、負の強化は刺激からの逃避が増えるものであると説明しています。

正しくは、

それから…(中略)負の強化は刺激を控えることによって、行動が再発する可能性が増えるものであると説明しています。

素晴らしいです!!

富氏さん、きめ細かい解説に驚きました。
ここまで具にABAを網羅している教職関係者は、残念ながら、現役教職員大学院にはおりません。
(私も含めて原著も読めないレベルです)
けれども、いくら理論を語ったところで、要はそれが実践され、当事者に有益なツールであることが大切なのではないでしょうか?
私は単純バカに試してみたら上手くいったかな感じです。

緘黙症については、勇気と声を出して講義中に質問してみましょう。富氏のブログも宣伝してみますね。
(私も行動ヘタレですからあまり過度な期待はしないでください。)
日本の権威のどうしようもなさは、初回のオリエンテーションでもABAのI先生が嘆かわしくタクトしておられた次第です。
私のブログは、全く個人的な内容ですから、遺憾ながらあまり参考にはなりません。
特別支援教育界では、ようやく発達障害が脚光を浴び始めたばかりで、拉致問題や緘黙なんてあと何十年後?という感じですが、こうしたブログでめげずにたくさんアクセスして、日本発信のプログラムやケース論文も増えてくるといいですね。

ゆきんこさん、コメントありがとうございます。

>富氏さん、きめ細かい解説に驚きました。

ありがとうございます。とはいえ、私は初学者で自信がありません。間違いがあれば、ご指摘ください。

>けれども、いくら理論を語ったところで、要はそれが実践され、当事者に有益なツールであることが大切なのではないでしょうか?

おっしゃる通りだと思います。何はともあれ、問題行動が改善されることが一番です。

>富氏のブログも宣伝してみますね。

恐縮です。できればブログの内容よりも、配布物の方に重点を置いて宣伝していただければ嬉しいです。

アメリカの医療関係の個人ブログの中には、専門家のお墨付きがあって、安心して読むことができるものがあると聞きます。しかし、このブログにはそうしたお墨付きもなく、素人があれこれ好き放題に書いているもので、情報源としてはあまり信用できません。Wikipedia や2ちゃんねるでも読むような感覚で、内容を鵜呑みにせず、常に疑っていただきたいと思っています(※ 翻訳された配布物は、別です)。

弥生桜さんのブログに書いてありましたが、日本の臨床心理の世界は95%が精神分析派で、行動分析派は5%にすぎないそうですね。とはいえ、ABAは実際に成果を上げているわけですから、行動分析派の方々には頑張っていただきたいです。

ゆきんこさんのブログですが、その軽妙な筆致に、ときどきニヤリとしながら読んでいます。

恥ずかしいなあ!

自分で言うのも何ですが、私のブログ、あんまりにも天然自然なんですよ。(つまり大阪風アホ丸出し)疑うことは信じることと同等に大切ですね。いい意味で、批判しあうことが、双方の改善へと向かうのなら妨害しあうことよりもずっと価値があるでしょう。でも、批判を真摯に受け止めるにも日頃のABAの鍛錬が必要で、ABAの権威の過労死寸前の疲労困憊ぶりには、敬遠しているのとお気の毒すぎるのが正直なところなのです。あ、宿題後回しになっちゃった。
それでは。

ゆきんこさん、コメントありがとうございます。

最新の記事(2006.10.08)も読みましたよ。宿題大丈夫でしたか?

私も、まだまだ鍛錬を続けなければなりません。とはいえ、当面は行動分析に限らず、心理学を幅広く学ぶことに専念します。各論に入る前に、総論を抑えたいところです。

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