中高生用の場面緘黙症説明文を作りました!

2006年10月18日(水曜日)

タイトルロゴ場面緘黙症理解のための資料第6弾「中高生用 場面緘黙症を理解するために」です!

資料は、中学生以上の場面緘黙児が、自分の状態を理解するのに役立つ内容になっています。

また、大人が子どもとコミュニケーションをとっていくための素材として使う形式になっています。大人が緘黙児に読んであげるのもよいでしょう。

この資料は「場面緘黙症Journal」掲示板によく来られている方々にご意見をいただき、SMJ翻訳チーム(現在のKnet翻訳チーム)が作成しました。ご協力してくださった皆さん、本当にありがとうございました!

■ Knet翻訳チーム メンバー募集!

引き続き、いっしょに翻訳を希望される方を若干名募集します。

Knet翻訳チーム掲示板(リンク切れ)こちらの掲示板にアクセスされた後、ユーザー登録を行い、私にご一報ください。私が指定した登録ユーザーのみ、掲示板の記事を閲覧できるようになっています。登録にはメールアドレスが必要です。

英語が得意な方、得意というほどではないけれど協力したいという方、翻訳の時間はとれないけど誤訳チェックだけならできそうと言う方も、ぜひ声をおかけ下さい!

■ 内容の紹介

1.どんなことで困るか
2.学校で声を出しにくいのはどうしてか
3.あなたの性格の特徴
4.どれくらいの子どもがいるか
5.家の人や先生の理解が必要です!
6.だれかと相談しましょう
7.どんなふうにリラックスして話せるようになるか
8.どうすればいいか
9.自分の状態を知りましょう
10.先生からクラスに、あなたの状態を説明してもらいましょう

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■ この資料について(本文より)

これは、中学生以上の「場面緘黙症(選択性緘黙)」に苦しむ子どもたちのために作られた資料です。アメリカの場面緘黙症不安研究治療センター(スマート・センター)のE.シポンブラム博士の資料等をもとに、SMJ翻訳チームが、場面緘黙児の保護者、場面緘黙経験者と協力して、作成しました。

まわりの大人達、保護者や先生や専門家は、この資料を使われる前に、子どものつらさを十分に理解し、それを子どもに伝えていなくてはなりません。ぜひ「場面緘黙症Journal」の資料をお読み下さい。また、この資料は専門家(治療者)と相談の上で、使われることをお勧めいたします。

この資料は、子どもが「場面緘黙症」について理解するだけでなく、自分自身の状態を知り、親や先生や専門家と、コミュニケーションをとっていくための素材として使う形式になっています。大人が緘黙児にゆっくり読んであげて、その場で子どもに記入してもらうとよいでしょう。決して無理やりさせないで下さい。長すぎる場合は分けてお使い下さい。もし、子どもが1人で読みたいなら、それもよいと思います。

子どもには表紙を除く本文P1~P4をお見せください。本文では「場面緘黙症」という名称について触れていません。子どもに「場面緘黙(症)」という名称を告げることがよいかどうかは、子どもの年令や性格、まわりのサポート体制によると思われます。年長の子どもにとっては、自分の状態に「場面緘黙(症)」「選択性緘黙」という名前があることを知ることが安心につながる場合もあります。

場面緘黙の症状を持つ子どもは、皆それぞれ性格特徴が異なります。親や専門家は、子どもに合わせて、この資料の文を書き換えたり、部分的に削除したりしてご使用ください

もし、これを読んでいるあなたが中高生なら、あなたの状態を親や学校に理解してもらうことがぜひ必要です。この資料をあなたが一番渡しやすい大人に、勇気を出して渡してください。

なお、この資料を使用された方々はご意見をお寄せください。検討させていただき、随時更新していく予定です。

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参考文献
◆場面緘黙症Journal  http://smjournal.blog44.fc2.com/  資料No.1~
◆Dr.Elisa Shipon-Blum ”Understanding Selective Mutism”他
  SMart centerサイト http://www.selectivemutismcenter.org/handouts.htm
◆Angela E.McHolm ,PH.D.,Charles E.Cunningham,PH.D.,Melanie K.Vanier,MA ”Helping Your Child with Selective Mutism",New Harbinger Publications,inc

(今回の記事は、けいこさんと相談の上まとめました)