資料No.3を加筆・修正しました!

2006年12月27日(水曜日)

2006年8月に作成した学校用の配布資料No.3を加筆修正しました!

今回の資料は、ロリ・ダブニー先生(場面緘黙症グループ小児期不安ネットワーク最高責任者)の論文「小学校中学年以上や中高生の場面緘黙児について」”The Older Child or Teen with Selective Mutism”を参考文献に加え、新たな内容を盛り込んでいます。

資料をまとめるにあたっては、SMJ掲示板の皆様にもご協力をいただきました。ありがとうございました。

資料No.3(1)場面緘黙症について(学校提出用)(2)場面緘黙症について(教員の共通理解)の第2版です。

■ 主な修正点

◇ 資料No.3 (1)

初版の「クラスでの配慮」の項目を「学校環境を整備する」に変えて、内容を大幅に書き改めました。また、「小学校中学年以上や中高生の場合」の項目を新たに追加しました。このほか、細かい修正を多く施しています。

◇ 資料No.3 (2)

資料No.3 (1)と同様、「クラスでの配慮」の項目を「学校環境を整備する」に変えて、内容を大幅に書き改めました。このほか、細かい修正をいくつか施しています。

■ 資料No.3(1)場面緘黙症について(学校提出用)より

(9) 学校環境を整備する

◆教師とのコミュニケーション

・優しく穏やかで理解のある、緘黙児のための特別な配慮をいとわない先生が担任として適任である。
・嫌なことがあった時は、本人や保護者から先生に、いつでも相談できるような関係づくりが大切である。
・わかりやすい働きかけ、具体的な指示、答えやすい質問をする。
・メモや連絡ノートなどを使って、教師とのコミュニケーションの促進を心がける。
・提出課題や連絡事項について、聞きもらす場合があるので、メモ書きや連絡ノートで確認できれば安心できる。
・学校で、困った時のためにメモを用意しておいて先生に渡す、カードで意思表示する、メモを書いて渡す、といった方法、指サインで示す方法(例えば親指を上にしたらYES、下にし
たらNO、人差し指と親指で丸を作りOKマーク等)がとれないか保護者と共に模索する。

>> 本文を読む

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■ 資料No.3 (2)場面緘黙症について(学校提出用)より

(5) 学校環境を整備する

・メモや連絡ノートなどを使って、教師とのコミュニケーションの促進を心がける。
・提出課題や連絡事項についても、メモや連絡ノートで確認できれば安心できる。
・できる限り不安を軽減する方法を検討する。
・緘黙児が目立たない発表形式をクラス全体でとれないか、別の発表方法や学習方法、行事の参加方法をとれないか、前もって保護者や本人と打ち合わせをする。
・1対1や、安心できる小グループでの活動の機会を用意する。
・話さなくても参加できる活動、教室で引き受けられそうな活動を任せる。
・学習面で不利にならないよう、本人が無理なくできる方法を保護者と共に模索する。
・レポートや美術の作品などの、学校でできなかったものは、保護者と相談して家庭に持ち帰りを勧める。提出期限を猶予する。
・友達関係をサポートする。いじめ、不登校に十分注意する。気の合いそうな子が同じグループになるよう配慮する。
・座席の位置を検討する。
 (他生徒から見られにくい・プライバシーが守られた位置・グループ形式の場合、 仲のいい子を近くにする、前よりも横位置がよい・人と目を合わさない机の向き)

>>本文を読む [html]

なお、ロリ・ダブニー先生の論文はSMG~CAN有料サイト内のものですが、翻訳とSMJ掲載の許可がおりました。翻訳チームで今後翻訳を検討していく予定です。

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◇ 場面緘黙症の学校向けの資料まとめました!(初版の資料に関する記事です)