[緘黙] 理解ある先生、クラスメイト [ストーリー] 

色んなことやってたら、あっという間に日が経って、ブログの更新忘れてた!

というわけで、連続ブログ小説・私の緘黙ストーリーをお送りします。前回から、小学5年の頃のお話をしています。

○ 前回の話⇒「こちら」
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■ 場面緘黙症を知る?担任Y先生

新しい担任Y先生は、学校で黙り込んでいる私に気づき、特別な配慮をしてくださいました。

例えば、私に積極的に声を掛けられたり、私を褒められたり、私が孤立しないように意識的に私のことをクラスで話題にされたりしていました。

話ができない私を責めたり、発声練習をさせたりするようなことは、ありませんでした。

また、Y先生は、いつも私の味方でした。こんなエピソードがあります。理科の授業中に「生体反応なし」という言葉が話題になりました。ある男子児童が「『生体反応なし』って、富重君のことや」と口にし、クラス中が笑いに包まれました。その時、Y先生はすごい剣幕で「富重が『生体反応なし』なんてことはない!富重は喋らないし大人しいが、富重なりに色々考えているんだよ!」と子どもたちを叱ったのです。

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今にして思えば、Y先生の私に対する対応は、場面緘黙児に対して教師がとるべきとされる対応と似ているような気もします。Y先生は経験豊富そうな方でしたが、もしかすると場面緘黙症をご存知だったのかもしれません(Y先生の口から「カンモク」という言葉を耳にしたことは一度もありませんでした)。

もしくは、場面緘黙症はご存知なくても、私を特別な配慮が必要な児童と自然に考え、先生なりに考えられる限りの対応をとってくださったのかもしれません。私はそれだけ、異常なほど引っ込み思案な子どもでした。

■ ひいき?これでいいのか?

幼稚園入園以来、Y先生は私にとって8人目の担任の先生でしたが、このような先生は初めてでした。私に対してよく接してくださるので、私はY先生の配慮を嬉しく感じ、Y先生を自然に好きになりました(変な意味ではありませんよ!)。

ただ、Y先生がいつも私に気を遣ってくださるので、私はまるでY先生にひいきにされているようでした。果たしてこれでいいものか、などと考えることもありました。

場面緘黙児は目立つことを嫌う傾向があるそうで、私もその例外ではなかったのですが、特別扱いを受けるというのは結構目立つものです。

お多福
ちょっと一休み。


■ いじめられなくなった!泣かなくなった!

こうした先生の配慮があってか、私はこのクラスでいじめられることはありませんでした。これまで、何度もクラスや学校が変わりましたが、いじめを受けなかったのはこれが初めてでした。

また、前のクラスではみんなと馴染めず、やたらと泣くことが多かったですが、このクラスからはそういうこともなくなりました。

クラスメイトも、概ね私に対して親切でした。「場面緘黙症」なんて言葉を知らなくても、世の中にはこういう話ができない子がいるんだという理解が、クラスの中にあったように思います。

クラスメイトとの意思疎通は、相手の方から話し掛けてくれるので苦痛ではありませんでした。Yes or No 型の問いかけをしてくれるので、私は声を出さずとも、首を縦や横に振るだけでよかったのです。

■ またもや親切な女の子

私に一番親切にしてくれたのは友達(後ほど、詳しくお話します!)だったのですが、他に目立ったのは、Tさんというパンチパーマをかけた女の子でした。

どのクラスでも、こうした親切な女の子と出会います。前のクラスにも、Kさんという子がいました。しかし、彼女たちの行動の動機がいまだに分かりません。世話好きなのでしょうか。

ところで、私がいじめられなくなったのには、先生の配慮以外に、もう一つ理由がありました。

(つづく)

[続きの記事]

◇ 学校に行くと、真面目になった!

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コメント

難しいですね・・・

私も よく 考えます。
特別扱いを してもらってるのでは ないか?って・・・
それは 本人にとって いい事なのか 否か?
否だなと思い この頃は 「特別扱いは ダメです」って 担任の先生に 言ってます。
でも 支援は してやらないといけないですし。
特別扱いと支援 境界線が 難しそうです (笑)

ところで ちょっと 一休みのキャラ 面白いですね。
なんか 親しみを感じます。
もしかして 自分に 似ているのかも? (*^_^*)

のひめさん、コメントありがとうございます。

特別扱いと支援は境界線が難いですね。ブログに出てくるY先生も、あくまで「支援」のつもりだったのでしょうが、私は特別扱いされているように感じることもありました。

私はその後、先生やクラスメイトからこういう扱いを受け続けたために、依存心がついたり、「自分は特別な人間なのだから、特別扱いを受けて当然」という間違った特権意識のようなものを持ってしまったりしたことがあります。このことについては、もっと後にお話します。(^-^)

一休みのキャラは市販の素材集からのものですが、もともとは全身の画像です。のひめさん、このキャラに似てる?(^-^)

こんにちわ。

場面カンモク症ですか。はじめてききますけど、
私もそんな感じですね。
しゃべる能力がありません。
応援ポチしました。
また訪問しますね

コメントありがとうございます。

人気blogランキング、応援ありがとうございます。
アフィリエイトは私も勉強中ですが、情報過多に悩まされています。

Y先生の言葉、思わず涙が出てしまいそうでした。
私はそんな先生に出会いませんでした。。。

パンチパーマの女の子って・・・
すごい想像してしまいました(笑)。
富重さんにどう関わってくるのか楽しみです。

野ウサギ。さん、コメントありがとうございます。

Y先生はいつも私の味方で、歴代の担任(中学・高校含む)の中でも、最も私に気を配ってくださった先生でした。

「生体反応なし」のエピソードは、当時はなんとも思わなかったのですが、活字に起こしてみると、ずいぶんひどい話のように思えます。

パンチパーマの女の子は、家が美容院か何かを経営していました。ヘアスタイルにこだわりがあったのでしょうか?今後の展開では、この子よりも、むしろ友達の方が重要になります。お楽しみに。v-410

いい先生もいるんですね。

その先生、僕が思うには場面緘黙と言う言葉は
知らなかったんじゃないかなって思います。
富重さんにどういう対応をとればいいかと
考えた結果、緘黙の子にとっていい対応になったのかと思います。
緘黙の子にどう対応をすればいいかって
知識も大事だけど先生の人間性も
大事なんじゃないかなと思います。

俊太さん、コメントありがとうございます。

なるほど、そうなのかもしれませんね。先生が問題意識を持つことの大切さを考えさせられます。

ただ、問題意識を持っていても、緘黙の子に「もっと強くならないとだめ」と叱るような接し方をする先生もいるので(前の学校のN先生)、正しい理解ももちろん大事にしたいものです。

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