バージニア事件と場面緘黙症

2007年04月21日(土曜日)

バージニアの銃乱射事件を起こした犯人は、「幼いころから無口」だったとか、「極端に引っ込み思案だった」などと報道されています。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070419-00000145-jij-int

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070420-00000058-jij-int

このためか、犯人が場面緘黙症だった可能性を示唆する内容を含むプレスリリースが socialanxiety.com により配信されました("Reflections on the Virginia Tech Shooting: Dynamics Which Drive Angry Loners and School Violence." という記事です)。この記事は Market Wire という会社を通じて、米国Yahoo!や英国Yahoo!など、あちこちに掲載されています。

(↑ 不正確な内容があったので、訂正しました。[2007年4月21日14:57])

ネット上の掲示板やブログなどでも、犯人はもしかすると場面緘黙症だったんじゃないかという声が、英語圏のサイトではもちろん、日本語圏のサイトでも見られます。

確かに、犯人の特徴には場面緘黙症の人のそれと重なる部分が見受けられます。ただ、報道から得られる情報は限られていますし、医学的な診断というのは難しいものですから、慎重に考えた方がいいと思います。

特に、「場面緘黙症は犯罪に結びつく」と考える人がいたら、それはあまりに早とちりだと思います。

私は、「極端に引っ込み思案だった」と伝えられる彼が、よくあそこまで目立つ行動をとることができたなあと不思議に思っています。特に場面緘黙症だったり、重い後遺症に悩まされている人の場合、銃の乱射や報道機関へのビデオの送付などは、とてもできないのではないかと私は思います。

それとも、よほど強い変身願望でもあったのでしょうか。昔の私みたいに。

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