緘黙検定
「緘黙検定」を作ってみました。場面緘黙症に関する知識を問う検定です。難易度は高いのか低いのか、自分でもよく分かりません。
あくまで「けんてーごっこ」ですので、堅く考える必要はありません。私も本物の検定を作ることができるほど、偉いわけではありませんので。(>_<)
すでに1人受験者がいますが、これは私のテスト受験です。
なお、この検定は、ブログやホームページに貼り付けることができるようです。もし貼りたいという方がいらっしゃれば、ご自由にどうぞ(事前事後の許可は不要です)。
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↓ 下のページでは、解答と解説を掲載しています。環境によっては、解説ページに移らないことがあるようなので。
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[解答と解説]
1 研究によると、場面緘黙症は、男児よりも女児に多い。
「はい」が正解。場面緘黙症の発症率については報告によってばらつきがありますが、女児の方が多いという点は、どの報告にも共通しています。
2 場面緘黙症の子どもは、要するに、ただの大人しい子である。
「いいえ」が正解。何も知らない人が場面緘黙症の説明を読むと、このように誤解することがあります。
3 DSMは、精神疾患を原因ではなく症状をもとに分類している。
「はい」が正解。原因を基準に分類するのは難しそうです。
4 最近の海外の研究によると、場面緘黙症の原因は多くの場合、虐待ではない。
「はい」が正解。虐待が原因で場面緘黙症になった子もいますが、それは稀なケースだと考えられています。
5 Oxford Infant Study の研究が、場面緘黙症で注目されている。
「いいえ」が正解。正しくは、Harvard Infant Study。"behavioral inhibition" の研究が注目されています。少し難しいかも。
6 場面緘黙症の子どもが話さないのは、反抗の意思の表れである。
「いいえ」が正解。「受動的攻撃性」というのですが、上のように考えられていた時期もありました。
7 場面緘黙症を学術界で最初に報告したのは Moritz Tramer である。
「いいえ」が正解。Adolf Kussmaul が最初です(1877年)。Moritz Tramer は、"elective mutism" という言葉を考え出した人です(1934年)。
8 場面緘黙症と関係があると見られる社会不安障害は、平均5歳ほどで発症する。
「いいえ」が正解。10代半ばが正解。場面緘黙症を社会不安障害と見る専門家も多いですが、発症年齢には差があります。
9 英米で販売されている場面緘黙症のリストバンドには、青いものや白いものがある。(5/29/2007 2:00 修正しました)英米で販売されている場面緘黙症のリストバンド・ブレスレットには、青と白がある。
「はい」が正解。イギリスで発売されているものは青ですが、アメリカのSMG−CANで発売されているものは白地に青の文字が入っています。ちょっとマニアックな問題です。
10 場面緘黙症を治すために一番重要なことは、周囲が発語を強制し続けることである。
「いいえ」が正解。そんなことしたら、悪化します。
- [2007/05/26 18:48]
- 緘黙症について |
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コメント
おもしろかったです。
そっか〜知らなかったです。
どうしよう〜
私なんて5,7,9不正解で、不合格でした!
普段偉そうなこと言ってて、どうしよう〜
細かいこと覚えないタチなんで、仕方ないっかあ・・・
え〜
ただ、富重さんはこのあたり「はい」という風にしないだろう、、、という推理で答えました。(笑)
と、考えれば9もひっかけっぽかったですね。
部分が不正解でした(>_<)
でもこの検定で重要なのは10と6と2ですね。
あと親御さんにとっては4もか。
それ以外は一般の人は知ってても知らなくても
いいと思っています。
みなさん、コメントありがとうございます。
第9問は、ははさんのおっしゃる通り、少しひっかけです。青いリストバンドは Wikipedia でも紹介されていますが、白い方はあまり知られていないかもしれません。青い方は "Selective Mutism" "Breaking the Silence" と書かれてありますが、白い方は "SMG~CAN" "Ridding the Silence" と書かれてあり、別物のようです。ははさん、9問正解はすごいです!
俊太さんがおっしゃる通り、一般の方は別に知らなくていいことも含まれています。場面緘黙症Journal は情報が詳しいとおっしゃってくださる方が多いので、マニアックな問題も入れないといけないかなあとも思って、そうしました。(^_^;
でも7問正解で不合格でした(涙)。
リストバンドがあるなんて知りませんでした。
私のブログにも貼らせてもらいますね

不合格・・・
海外の研究にはまだまだ疎いです・・・
でもこういう形で、新しい情報を得られるのも楽しいですね。
野ウサギ。 さん、ぽんさん、コメントありがとうございます。
どうやら、5、7、9が難しいようですね。リストバンドは、場面緘黙症の認知度向上を図るためのものです。
SMG〜CANの白い方は、リストバンドではなく、Bracelets"(ブレスレット)とウェブサイトに書いてありますね。出題ミスか?(>_<) 問題文、少し書き直しました。それにしても、リストバンドとブレスレットって、どう違うんだろう…。
わ〜い、優でした!
うちの子どもは、4歳で社会不安障害の傾向が表面化したので、5歳くらいから症状が出るものだと思ってました。
場面緘黙症は幼児期の社会不安障害と考えるのが定説だと思っていたのですが、違うんですね。
みくさん、コメントありがとうございます。
Helping 本でも指摘されているのですが、平均発症年齢の違いが少しひっかかります。
それから、場面緘黙症児には社会不安障害の診断基準に当てはまる子がほとんど(あるいは全員)だったという報告が複数あることは有名です。しかし、当てはまる子はあまりいなかったという報告もないことはありません。
ですが、やはり場面緘黙症は社会不安障害の一つの症状であるという見方が多いようです。
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