緘黙検定

2007年05月26日(土曜日)

「緘黙検定」を作ってみました。場面緘黙症に関する知識を問う検定です。難易度は高いのか低いのか、自分でもよく分かりません。

あくまで「けんてーごっこ」ですので、堅く考える必要はありません。私も本物の検定を作ることができるほど、偉いわけではありませんので。(>_<)

すでに1人受験者がいますが、これは私のテスト受験です。

なお、この検定は、ブログやホームページに貼り付けることができるようです。もし貼りたいという方がいらっしゃれば、ご自由にどうぞ(事前事後の許可は不要です)。



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↓ 下のページでは、解答と解説を掲載しています。環境によっては、解説ページに移らないことがあるようなので。

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[解答と解説]

1 研究によると、場面緘黙症は、男児よりも女児に多い。

「はい」が正解。場面緘黙症の発症率については報告によってばらつきがありますが、女児の方が多いという点は、どの報告にも共通しています。

2 場面緘黙症の子どもは、要するに、ただの大人しい子である。

「いいえ」が正解。何も知らない人が場面緘黙症の説明を読むと、このように誤解することがあります。

3 DSMは、精神疾患を原因ではなく症状をもとに分類している。

「はい」が正解。原因を基準に分類するのは難しそうです。

4 最近の海外の研究によると、場面緘黙症の原因は多くの場合、虐待ではない。

「はい」が正解。虐待が原因で場面緘黙症になった子もいますが、それは稀なケースだと考えられています。

5 Oxford Infant Study の研究が、場面緘黙症で注目されている。

「いいえ」が正解。正しくは、Harvard Infant Study。"behavioral inhibition" の研究が注目されています。少し難しいかも。

6 場面緘黙症の子どもが話さないのは、反抗の意思の表れである。

「いいえ」が正解。「受動的攻撃性」というのですが、上のように考えられていた時期もありました。

7 場面緘黙症を学術界で最初に報告したのは Moritz Tramer である。

「いいえ」が正解。Adolf Kussmaul が最初です(1877年)。Moritz Tramer は、"elective mutism" という言葉を考え出した人です(1934年)。

8 場面緘黙症と関係があると見られる社会不安障害は、平均5歳ほどで発症する。

「いいえ」が正解。10代半ばが正解。場面緘黙症を社会不安障害と見る専門家も多いですが、発症年齢には差があります。

9 英米で販売されている場面緘黙症のリストバンドには、青いものや白いものがある。(5/29/2007 2:00 修正しました)英米で販売されている場面緘黙症のリストバンド・ブレスレットには、青と白がある。

「はい」が正解。イギリスで発売されているものは青ですが、アメリカのSMG-CANで発売されているものは白地に青の文字が入っています。ちょっとマニアックな問題です。

10 場面緘黙症を治すために一番重要なことは、周囲が発語を強制し続けることである。

「いいえ」が正解。そんなことしたら、悪化します。