[緘黙] 恐怖の合宿 [ストーリー]

2007年10月31日(水曜日)

私の場面緘黙症の思い出話です。現在、小学5~6年生編です。

○ 前回の話⇒「こちら」
○ 緘黙ストーリーの目次⇒「こちら」
○ 緘黙ストーリーのあらすじ⇒「こちら」

* * * * * * * * * *

今回のお話のタイトルは「恐怖の合宿」と、なんだかおどろおどろしいです。ですが、私が体験した合宿は、客観的に考えて普通の公立小学校の普通の合宿だったと思います。

ただ、主観的なことを言うと、私は合宿が大嫌いでした。小学5~6年の頃は学校行事で何度も合宿があったのですが、今度また合宿があるという話が出るたびに、私は陰鬱な気分になったものです。

私は本当に合宿が嫌いで、それは中学校に進学しても変わりありませんでした。恥ずかしながら、私はたった1回だけ「怠学」したことがあるのですが、それは中学校3年のときのクラス合宿のときでした。とにかく合宿が嫌だったので、さぼってしまったのです。それに、この合宿は学校の公式行事ではありませんでしたし、当時の私はクラスメイトに顔を合わせればいじめられることが必定だったので、休んでしまったのでした。

では、どうしてそんなに合宿が嫌いだったのか?これはなかなかはっきりとした理由が思い出せないのですが、いくつか理由を挙げてみることにします。

■ 学校では集団活動が大の苦手だったから

私は学校に限っては集団活動がとても苦手だったことが、その理由の一つとして考えられます。

この理由から、私は遠足や体育、家庭などの授業も嫌いでした。ただ、合宿は遠足などとは違い、1泊2日~2泊3日ほど集団活動漬けです。レベルが違います。

* * * * * * * * * *

私は家ではともかく、学校に行くとなぜか集団活動はだめでした。集団活動のメンバーの一員でありながら、ただそこにいただけで、活動に積極的に参加することが全くと言っていいほどできませんでした。これも場面緘黙症の症状かどうかは分かりませんが。

中学校に入ると、今度は修学旅行嫌いが始まります(私の地元では、小学校に修学旅行はありませんでした)。

それにしても、修学旅行、合宿、遠足は、普通子どもなら大好きなものなのですが。

■ お風呂で裸になるのが極端に恥ずかしかったから

思春期ぐらいになると、自分の裸を人に見せるのが恥ずかしくなるものです。そこを差し引いても、私は人に自分の裸を見せるのを極端に恥ずかしがる傾向がありました。

お風呂に入るのが嫌で嫌で、そのうち合宿や修学旅行では、お風呂に入るのを避けてしまうようになりました(不潔!)。

これは、自分の体に劣等感があったからというよりはむしろ、極端にシャイな性格によるものではないかと(自分では)考えています。

■ 合宿でジャニーズ系アイドルの歌を歌わされたから

これはジョークです。

ですが、合宿でジャニーズ系の歌を歌わされたというのは本当の話です。バスで移動中に何か歌を歌おうということになって、クラスでジャニーズ系の歌を歌うことに決まったのでした。クラス委員が女子ばかりだったので、こういう結果になったのでした。何で私が、ジャニーズ系の歌を歌わねばならんのだ。

* * * * * * * * * *

■ でっちあげた「楽しい思い出」

これほど大嫌いな合宿だったのでしたが、私は卒業アルバムでは一番の楽しい思い出に「スキー合宿」を挙げました。本当はスキー合宿なんてとてつもなく嫌な思い出だったのですが、何か一つ思い出を書かなければならないということだったので、仕方なくでっちあげたのでした。

だいたい、卒業アルバムに書くような楽しい思い出など、私にはありませんでした。歪んだ小学生です。

■ 楽しい思い出もないことはなかった?

それでも、記憶を精一杯たどってみると、こんな砂を噛むような味気ない合宿においても、楽しい思い出もないことはなかったように思います。

例えば、男女手をつないでダンスをしたときのことです。クラスの女子の一人が、「富条君、いっしょにやろう♪」と私を誘ってくれて、一緒に手をつないだのでした。女子の方からお誘いがあったということが、「自分は女子に好かれているのかも」という自尊心(勘違い心?)をくすぐり、嬉しかったのでした。

…すみません。異性に興味のある年頃だったもので。

(つづく)

もう1年近くも、小学5~6年生編を続けていますが、今年いっぱいで小学5~6年生編は終わらせてしまう予定です。今回を除いて、あと3回の予定。

人気blogランキング参加中です。もしよろしければ、クリックをよろしくお願いいたします。⇒ 人気blogランキングへ

※ 人気blogランキングについて
http://smjournal.com/ranking.html

[続きの記事]

◇ 私の通知表の中身