アメリカに『ピープル』という雑誌があります。その2008年2月18日号に、場面緘黙症を取り上げた記事が掲載されたそうです。
■ 375万部
Wikipedia によると、『ピープル』の発行部数は、375万部にも上るそうです。日本では100万部を超える雑誌はほとんどなく、そのことを考えると 375万部という数字は驚異的です(日本の雑誌の部数は、「日本雑誌協会」のホームページで確認することができます)。
それにしても、どうしてアメリカではこれほど場面緘黙症が大手メディアに取り上げられるのか、不思議です。
この『ピープル』の記事については、
以前お話したNBCテレビの番組の中でも触れられています。記事の中で登場する子と、番組の中で登場する子は同じ子です。
■ 記事の内容
『ピープル』の記事の内容は selectivemutism.org で無料で読むことができます。
◇ エリザ・シポンブラム氏の治療プログラム
目を引いたのは、場面緘黙症の研究治療センターを運営しているエリザ・シポンブラム氏が開発し、少なくとも1,000人の子どもを助けたという治療プログラムが実践されている様子が、この種の記事としては詳しく書かれていることです。これは私たちにも参考になりそうです。
◇ バージニア事件は?
気になったのは、
バージニア工科大学の事件のことが言及されるかどうか。言及されるとしたら、どういうかたちで言及されるかでした。あの事件が起きてからアメリカの大手メディアが場面緘黙症を取り上げたのは、おそらくこれが初めてではないかと思います。
記事の中では事件についてごく簡単に触れられています。この記事の目的は事件の検証ではないので、このようなものかもしれません。それほど誤解を与えるような書き方でもないと思います。今後もアメリカでは、場面緘黙症が治療されずに放置されるとどうなるかという話になると、あの事件の青年のことが引き合いに出されるのでしょうか。
※ 『ピープル』の記事のことはもう少し前から知っていたのですが、この雑誌はよく知らなかったので、特に気に留めませんでした。ところが、発行部数が375万部という話を知って、びっくりして今回慌てて記事にしたのでした。
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いつも興味深く読ませていただいてます。
ピープルはアメリカでは知らない人がいないくらいメジャーな雑誌ですね。ほとんどのスーパーやコンビニの雑誌セクションやレジのそばで売っています。ハリウッドスターのニュースというか、ゴシップがメインで、その他ファッションやダイエットなどに関する話題がほとんどだと思います。
そういう雑誌で取り上げられたということは、アメリカでは場面緘黙症の認知度がかなり高くなってきているのかなと思います。
[2008/03/04 13:09]
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『ピープル』は、そんなにメジャーな雑誌だったのですね。恥ずかしながら、知りませんでした。改めて確認したのですが、やはりあの『ピープル』に間違いありません。アメリカにおける緘黙の認知度向上運動は、かなり進んでいることが窺われます。
[2008/03/04 17:17]
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