[緘黙] 「富重ちゃん」 [ストーリー]
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緘黙ストーリー、中学生編の第4回です。通算第31話をお届けします。
○ 前回の話⇒「こちら」。
○ 緘黙ストーリーの目次⇒「こちら」。
○ 緘黙ストーリーのあらすじ⇒「こちら」。
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中学1年の新しいクラスでは、相変わらず緘黙し、笑えず、動きも鈍かったのですが、学校生活には概ね満足していました。先生方やクラスメイトたちは、話すことができない私を理解し、親切に接していたからです。
■ 先生は
中学校になると、学級担任の先生の他にも、教科担任の先生、部活顧問の先生と、多くの先生と接することになりました。
ですが、どの先生も、学校で緘黙する私のことを責めたり、発話を強要したりすることはありませんでした。私は大人しくて真面目でお利口な生徒と見られていたようで、褒められることこそあれ、叱られることはありませんでした。もっとも、先生方が場面緘黙症のことをよく理解されていたかどうかは、分かりません。
◇ 「富重ちゃん」
クラス担任の先生は、目立たない私のことをクラスで積極的に話題にしてくださいました。半ばひいきのようにも感じたのですが、私がクラスで孤立しないようにという配慮だったのかもしれません。このあたりの対応は、小学5〜6年の頃の担任・Y先生のものと似ています。
こんな逸話があります。ある日、先生が私のことを唐突に「富重ちゃん」と呼んだのです。この「ちゃん」付けがクラスでとても受けて、それ以降、私は多くのクラスメイトから親しみを込めて「富重ちゃん」と呼ばれるようになったのでした(ですが、片思いのKさんは、そう呼んでくれませんでした >_< )。
先生は、私がみんなから親しみを込めて呼んでもらえるような呼び方や、あだ名を考えたのでしょう。それにしても、中学1年の男子生徒にどうして「ちゃん」付けだったのかは謎です…。
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■ クラスメイトは
◇ 親切なクラスメイト
私はクラスメイトからも、大人しくて真面目でお利口な生徒と見られていたようでした。男子の中心的生徒たちや、一部の女子生徒から「富重ちゃん」とかわいがられ、いじめを受けることはありませんでした。
クラスのみんなは、きっと「場面緘黙症」という言葉は知らなかっただろうと思うのですが、学校で話さない私のことを理解し、親切に接してくれました。
クラスには小学校5〜6年の頃からの友達・K君とS君がいて、相変わらず仲良くしていましたが、新しい友達はできませんでした。中学1年の頃は、同じ小学校出身の子同士固まる傾向があります。
◇ それでも孤立する傾向
ただ、それでもやはり、私はクラスでは孤立する傾向にありました。
例えばクラスの係を決めたとき、私は社会科が好きだったので社会係を希望したのですが、社会係は1人だけでなく、2人でする係でした。私と一緒に係をする人がいなくて、結局クラスで一番嫌われている女子生徒と私でペアを組むことになったのでした。「残り者」同士がペアになったということです。
ちなみに、この女子生徒が嫌われていたのは、顔のせいでした。特に、一部の男子は「○○ゴン」と、まるで怪獣のようなあだ名をつけて、彼女のことをいじめていました。ですが、実際に接してみると、彼女は丁寧で真面目な、いい人でした。
■ むすびと次回予告
このように、学校で緘黙してしまう私でしたが、学校生活には概ね満足していました。みんなに親切に接してもらい、恵まれた学校生活だったと思います。
今回はクラスでのお話が主で、それ以外のこと、特に部活動のお話はしませんでした。そこで次回は、その部活動についてお話しする予定です。お楽しみに〜♪
なお、私は英語ブログでも緘黙ストーリーを書いているのですが、こちらは進度が速く、もう中学編が終わってしまいました。
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※ 読みやすいように、改行位置など、少し書き換えました。記事の内容は、ほとんど変わっていません。(04/02/2008)
[続きの記事]
◇ 緘黙しながら部活
- [2008/04/01 20:15]
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