場面緘黙症とひきこもり、不登校の関係をざっと

2006年03月29日(水曜日)

先日、あるところで、場面緘黙症とひきこもりの関係について投稿しました。

もしかすると、このブログをご覧になっている方々にも何かのご参考になるかもしれないので(参考にならないかもしれませんが…)、転載します。

場面緘黙症とひきこもりの関係については、Wikipedia(英語版)が場面緘黙症(Selective Mutism)の関連項目として「Hikikomori」を挙げてはいるのですが、実は寡聞にして聞きません。これはおそらく、ひきこもりが日本以外ではあまり話題になっていないこと、日本では緘黙症の研究が進んでいないことと関係があるのでしょう。

ただ、緘黙症には、社会に出ることに恐怖を感じる社会不安障害(SAD)を合併することが多いとされるので、緘黙症とひきこもりとは、そのあたりで関係があるのでは…と私は見ています。
要するに場面緘黙症とひきこもりの関係については研究が進んでおらず、よく分からないわけです。ですので、社会不安障害(SAD)と絡めて考えたわけです。社会不安障害を発症すると、場合によっては、ひきこもることがあるようです。

あくまで素人である私の考えですので、ご参考程度に。

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ひきこもりといえば、不登校と場面緘黙症との関係も気になるところです。

一般に、緘黙児が不登校になることは稀だと言われています。

しかし、実際に不登校になっている子供の事例もあります。例えば、国立情報学研究所が運営するCiNii(論文情報ナビゲータ)で「緘黙 不登校」と検索しますと、
塚野州一、山下委希子、神川康子「場面緘黙症を伴う不登校児童の一指導事例について」、『富山大学教育学部紀要』、1997年
など、論文がいくつかヒットします。そのほか、一般のサイトでも、不登校を経験した緘黙児の事例を見つけることができます。

緘黙児は不登校にはならない、とは必ずしも言い切れないようです。

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