インドネシアの緘黙記事

2009年01月17日(土曜日)

インドネシアの okezone というメディアが、現地時間16日に場面緘黙症の記事を配信し、これがインドネシアの msn(日本にもあるマイクロソフト社のポータルサイト)など各種サイトに掲載されました。

連日の更新になりますが、今回はこの記事を読んだ感想を書きます(ああ、私の演歌趣味の記事が、どんどん下に埋もれていく…)。

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記事のタイトルは "Mutism, Bukan Diam Biasa" です。内容は、実例を交えた、場面緘黙症の簡単な紹介です。緘黙を知らない一般の人向けに書かれているようです。

記事の内容は、オーソドックスなものでした。インドネシアですが、場面緘黙症について何か特別変わったことが書かれてあったわけではありません。少し驚いたのは、アメリカの Elisa Shipon-Blum 博士(エリザ・シポンブラム博士)や、博士が関わるアメリカの緘黙支援団体の名前が出ていたことでしょうか。

私がインドネシア語で場面緘黙症について書かれたものを読んだのは、おそらくこれが初めてです。やはりインドネシアにも場面緘黙症はあるようで(発症率は知りませんが)、世界中で緘黙の子ども達がいるということを改めて確認しました。

記事を読む限り、インドネシアの専門家は、場面緘黙症を英語圏の専門家と同じように理解しているようですが、これはそれだけインドネシアでも緘黙の研究が進んでいるということなのか、それとも、逆にほとんど研究が進んでおらず、英語圏の研究成果をそのまま輸入しているということなのか。

場面緘黙症がメディアで取り上げられるというと、何らかの支援団体が背後にある場合もあるのですが、このインドネシアの記事の場合、そうした背景はなさそうで、いったいどういう経緯で今回の記事がまとめられたのか興味があります。まさか、アメリカの支援団体が、インドネシアのメディアにまで働きかけたとも思えませんし。

なお、私は Google の翻訳ツールでインドネシア語を英語に変換し、読みました。