緘黙児の家族のDNA調査、続報

2011年01月11日(火曜日)

ちょうど1年ほど前、「緘黙児の家族のDNA」という記事の中で、場面緘黙症児の家族のDNAサンプルを集め、研究に役立てようとする動きがアメリカであったというお話をしました。

場面緘黙症Journal記事「緘黙児の家族のDNA」
新しいウィンドウで開く

その続報です。どうやらその研究成果とみられる論文が出ました。

Stein, M.B., Yang, B.Z., Chavira, D.A., Hitchcock, C.A., Sung, S.C., Shipon-Blum, E., and Gelernter, J. (2010). A Common Genetic Variant in the Neurexin Superfamily Member CNTNAP2 Is Associated with Increased Risk for Selective Mutism and Social Anxiety-Related Traits. Biological Psychiatry. Advance online publication. doi:10.1016/j.biopsych.2010.11.008

著者にはカリフォルニア大学所属の研究者や、米緘黙支援団体代表のエリザ・シポンブラム博士の名前があることから、例の研究プロジェクトの一環と見て間違いなさそうです。

研究の内容について所感や所見を書くのは、今回は控えます。内容についても今のところ書きません。なぜなら、私はまだこの論文の要約を読んだだけで、本文はまだ読んでいないからです(スミマセン……)。今日はとりあえず、ご報告まで。以前お話した、場面緘黙症の遺伝子レベルでの研究が発表されたというお話でした。

この論文の要約を読まれたい方は、以下のリンクをご参照のこと。PubMed(英語ページ)へのリンクです。場面緘黙症と関係がある?具体的な遺伝子の名前まで出ています。自閉症スペクトラム障害についても。

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21193173
新しいウィンドウで開く