緘黙が、障害者自立支援法の対象に(18歳以上)

2011年02月15日(火曜日)

コメントをいただいて知ったのですが、場面緘黙症を持った人(18歳以上)が障害者自立支援法の対象になります。

2012年4月1日までに施行される改正障害者自立支援法では、同法の対象となる「障害者」の定義が次のように変わります。

[改正前]

第四条
この法律において「障害者」とは、身体障害者福祉法第四条に規定する身体障害者、知的障害者福祉法にいう知的障害者のうち十八歳以上である者及び精神保健及び精神障害者福祉に関する法律第五条に規定する精神障害者(知的障害者福祉法にいう知的障害者を除く。以下「精神障害者」という。)のうち十八歳以上である者をいう。

[改正後]

第四条
この法律において「障害者」とは、身体障害者福祉法第四条に規定する身体障害者、知的障害者福祉法にいう知的障害者のうち十八歳以上である者及び精神保健及び精神障害者福祉に関する法律第五条に規定する精神障害者(発達障害者支援法(平成十六年法律第百六十七号)第二条第二項に規定する発達障害者を含み、知的障害者福祉法にいう知的障害者を除く。以下「精神障害者」という。)のうち十八歳以上である者をいう。

※ 太字は改正箇所

改正のポイントである「発達障害者支援法(平成十六年法律第百六十七号)第二条第二項に規定する発達障害者」には、場面緘黙症の人も含まれます(「緘黙は、発達障害者支援法の対象だった」参照)。

場面緘黙症の人は、発達障害者支援法では発達障害者とされ、改正障害者自立支援法では、今度は精神障害者とされます。ただ、あくまでこの法律ではの話です。

そういうわけで、理論上は、場面緘黙症を持った18歳以上の人は、2012年4月1日までに障害者自立支援法の対象になります。