改正障害者基本法で発達障害が明記。緘黙は?

2011年09月13日(火曜日)

今年(平成23年、2011年)の8月5日に、改正障害者基本法が公布・施行(一部を除く)されました。

改正のポイントの一つは、この法律の対象に、発達障害が含まれることが明記されたことです。

[改正後の第二条]

(定義)
第二条 この法律において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。
一 障害者 身体障害、知的障害、精神障害(発達障害を含む。)その他の心身の機能の障害(以下「障害」と総称する。)がある者であつて、障害及び社会的障壁により継続的に日常生活又は社会生活に相当な制限を受ける状態にあるものをいう。
二 社会的障壁 障害がある者にとつて日常生活又は社会生活を営む上で障壁となるような社会における事物、制度、慣行、観念その他一切のものをいう。

[改正前の第二条]

(定義)
第二条 この法律において「障害者」とは、身体障害、知的障害又は精神障害(以下「障害」と総称する。)があるため、継続的に日常生活又は社会生活に相当な制限を受ける者をいう。

■ 場面緘黙症は、ここで言う「発達障害」に含まれるか、私には分からない

さて、ここで言う「発達障害」に、場面緘黙症は含まれるのでしょうか。

どうしてこのような問いを出すのかというと、場面緘黙症は、発達障害者支援法では、「発達障害」に含まれたからです(「緘黙は、発達障害者支援法の対象だった」参照)。また、障害者自立支援法でも、同様でした(「緘黙が、障害者自立支援法の対象に(18歳以上)」参照)。医学的には、緘黙は発達障害とは別物ではないかと私は思うのですが、法律上はこういう扱いです。

それで、今回の改正障害者基本法の発達障害に緘黙が含まれるかどうかですが、条文を読む限りはよく分かりません(私が法律に弱いだけかも知れませんが……)。そのほか色々と調べたのですが、やはり分からずじまいでした。かなり大事なことだろうと思うのですが、分からず、我ながら困ったものです。

[関連ページ]

◇ 障害者基本法の改正について(平成23年8月)
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