口の筋肉、表情筋を鍛える(緘黙をある程度克服できたら)

2011年09月27日(火曜日)

ある程度緘黙を克服した段階で問題になってくるのではないかと思うのが、顔の筋肉です。

話をするにも、口の筋肉を使います。この筋肉が十分に発達していないと、はっきり言葉を発音しにくくなります。ところが話をしないことが長年習慣になっていたら、口の筋肉の発達にも影響が出るのではないかと私などは思います。こうなると、やっと人前で声を出すことができるようになっても、口周りの筋肉が鍛えられていないため、言葉を話しても聞き取りにくいものになってしまいそうに思えます。

顔の表情にしてもそうです。場面緘黙症だと、人前で豊かな表情を作ることができない子もいます(ただし、そうでない子もいます)。こうした表情に乏しい顔で一日の長時間を過ごす生活を長年続けていると、表情筋の発達に影響が出てくるのではないかと私などは思います。こうなると、緘黙をある程度克服して、ようやく家の外で人とある程度会話をすることができるようになっても、豊かな表情を作ることができず、コミュニケーションに影響が出てくるのではないかと思えます。

こうした問題は、ある程度緘黙を克服した人にとって、人と話をする中で自然と解決できれば、それはそれでいいことだろうと思います。

ただ、そうはいかない場合、もしくはもっとてっとり早くなんとかしたい場合は、意識して顔の筋肉を鍛えるとよさそうです。口や舌の筋肉を鍛えたり、表情筋トレーニングをしたりといったことは、緘黙経験者でなくてもやっている人がいて(特に、美容の意識が高い女性がやっていそう)、専門の本も数多く出ていますし、インターネット上でも情報がたくさんあります。こうした情報が活用できそうです。かく言う私は、こうしたトレーニングは実践していません。面倒くさがりなもので、こんなことではいけません。まずは簡単なトレーニングからした方が続きやすそうで、それから初めてみてはどうかと考えているところです。