場面緘黙症啓発月間、今のところ5月の方向

2013年02月05日(火曜日)

私が勝手に言い出した場面緘黙症啓発月間は、今のところ昨年と同じように5月に行う方向です。

ですが、米国精神医学会による精神疾患の診断・統計マニュアル DSM(Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders)の改訂の動向が気になります。緘黙診断の要件である症状の持続期間が6か月に変更されるかどうか。変更が確実なら、啓発月間を10月に伸ばす可能性もあります。緘黙は環境が変わった4月に問題化することが多いのですが、従来の診断基準では症状が少なくとも1か月続かなければ選択性緘黙と診断できないことから、5月としてきたのです。

DSM の改訂がどうなるか、今のところ様子を見ているところです。改訂の公式発表は今年5月の予定というのが、難しいタイミングです……。

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一昨日から昨日にかけて、社交不安障害(社会不安障害)に関するニュースが、NHK や Yahoo!Japan のトップで取り上げられ、ネット上でも大きな話題になっています。ネット上の反応が非常に興味深いです。

○ また新しい病気か
○ 社交的でなければだめなのか
○ なんでもかんでも病名にするな
○ そんなこと言ったら誰だって病気だろう
○ 人を薬漬けにして医者が金儲けしようとしている

といった声も聞こえます。ピントはずれの反応も多いと感じます。

おそらく緘黙を知らない人に説明しようとすると、説明の仕方によっては、似たような反応が出るだろうと思います。そのようなことのないよう、どう伝えれば正しい理解が得られるか思案しているところです。ネットの意見や反応には偏りがあるかもしれませんが、参考にはなりますし、何より私はインターネットを主体に啓発活動を考えているので、軽視することはできません。

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