5月の場面緘黙症啓発月間は中止

2013年03月02日(土曜日)

5月に予定していました場面緘黙症啓発月間は、中止することにしました。当面、米国精神医学会による DSM-V の改訂をめぐる動向を見守り、場合によっては10月に啓発月間を変更したいと思います。

協力を考えてくださっていた方、申し訳ありません!(いらっしゃったのか分かりませんが……)「いや、私は何がなんでも5月にする」という方がいらしたら、私は止めません。(いらっしゃるか分かりませんが……)

場面緘黙症啓発月間は、英語圏でネット上で行われている Selective Mutism Awareness Month に影響を受けて私が勝手に言い出したものです。

英語圏では10月が啓発月間なのですが、私は日本の事情を考慮して、昨年は5月に開催しました。日本では4月に新学期が始まりますが、緘黙はこの時期に問題化することが多いからです。ですが、4月に啓発月間を開くのは早すぎると考え、その1か月後の5月としてきました。米国精神医学会による DSM-IV-TR (Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders の第4版改訂版)では、選択性緘黙の診断基準の要件の一つに、症状が1か月以上持続することを挙げていたからです。

ところが、今年5月に DSM の改訂版 DSM-V が公式発表される予定です。この改定により、選択性緘黙の定義が変わり、診断基準の一つである症状の持続期間が6か月以上になるかもしれないと言われています。そこで、今年は DSM 改訂をめぐる動向を見守ることにします。

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