学校教育法施行令改正、緘黙はこれまで通り情緒障害

2013年10月24日(木曜日)

アイキャッチ画像。黒板の問題を解く小学生女子と横に立つ女性。
改正学校教育法施行令が今年2013年(平成25年)9月1日に施行されたのですが、それに伴う文部科学省の通知により、場面緘黙症の児童生徒は、これまで通り「情緒障害者」として特別支援教育の対象にできることが確認されました。

また、学校教育法施行令改正により、文科省が新たな「就学指導資料」を作成し、この中で情緒障害について解説しています。

学校教育法施行令の改正、緘黙はこれまで通り情緒障害で特別支援教育の対象


学校教育法施行令が8月26日に一部改正され、9月1日に施行されました。障害(障がい)者が積極的に参加・貢献していくことができる「共生社会」の形成と、そのためのインクルーシブ教育システムの構築に向けて、障害のある子どもの就学や転学に関する改正がなされ、就学手続きが大幅に見直されました。

↓ 文科省 HP へのリンクです。以下のリンク先も全て同じ。
学校教育法施行令の一部改正について(通知)
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共生社会の形成に向けて
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これに伴い、「障害のある児童生徒等に対する早期からの一貫した支援について」という通知が10月4日に文科省より出まして、この中で、特別支援教育の対象に情緒障害者が含まれること、情緒障害者とは「主として心理的な要因による選択性かん黙等があるもので、社会生活への適応が困難である程度のもの」であることが改めて確認されました。

障害のある児童生徒等に対する早期からの一貫した支援について(通知)
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緘黙の児童生徒はこれまで通り、特別支援学級や通級による指導を受けられます(全ての緘黙の児童生徒が、特別支援教育を受けなければならないという意味ではありません)。

文科省が作成した参考資料に、情緒障害に関する詳しい解説が


今回の改正を踏まえ、文科省は参考として「教育支援資料」を作成しています。この資料の中に、情緒障害に関する詳しい解説があります。文科省は以前にも「就学指導資料」を作成したのですが、それを改めたものです。情緒障害に関する記述も改められています。

7 情緒障害 (PDF:259KB)
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教育支援資料
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