『児童心理』2014年2月増刊号に、緘黙の記事

2014年01月19日(日曜日)

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金子書房の雑誌『児童心理』2014年2月増刊号に、金原洋治氏の「学校ではしゃべらない――選択性緘黙」という記事が掲載されたことを、かんもくネットさんのツイートで知り、読んでみることにしました。

児童心理増刊 「子どもの精神医学」を学ぶ 2014年 02月号 [雑誌]記事の内容は、緘黙を概説したものでした。ページ数は5ページ。そのうち1ページは参考文献などに割かれていて、解説そのものはほぼ4ページです。

『児童心理』の読者層は教員が中心のようですが、今回の記事は、緘黙のことを詳しく知らない教員などが読むことを念頭に書かれたものではないかと思います。教員向けの「関わり方と工夫」についての項もありました。また、参考文献に近年出版された緘黙に関する書籍を挙げたり、カースティさんのメッセージを紹介したりと、緘黙をめぐる近年の動向を反映した内容でした。著者はかんもくネットの会員ゆえか、参考文献はかんもくネット関係のもので占められていました。

全体として、短いページ数ながら緘黙についておおまかな理解を得ることができるまとまった内容で、緘黙ブログを書く者として勉強になりました。

著者の金原洋治氏は小児科の院長で、場面緘黙症に関する学会発表や講演などを積極的に行っています。絵本『どうして声が出ないの?マンガでわかる場面緘黙』では監修、『なっちゃんの声-学校で話せない子どもたちの理解のために』では医学解説を担当していて、ご存じの方も少なくないだろうと思います。

『児童心理』は40年以上も前から緘黙を繰り返し取り上げてきた雑誌です。国立情報学研究所のサービス CiNii で調べたところ、古くは1968年の深谷和子氏から、最近では2011年の角田圭子氏に至るまで、過去14回にわたって緘黙を主題とした記事を掲載しています。大きな書店では店頭でも買える雑誌です。

↓ CiNii へのリンクです。
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◇ 『北方ジャーナル』2014年2月号に、緘黙の記事
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