漫画、歌、ウェブ小説で緘黙経験を語る(元)当事者たち

2014年10月11日(土曜日)

アイキャッチ画像。写真素材サイト PAKUTASOより。モデルはあみさん。

緘黙のウェブ漫画


4万回以上読まれた場面緘黙症のウェブ漫画をご存じでしょうか。ぜろぽんちさんという方が描かれた『その場面、黙らさせていただきます』という作品です。ぜろぽんちさんが緘黙だった頃の経験を漫画にしたものです。5月末頃に公開されたようで、「第1話 おわり」でしばらく更新が止まっています。

↓ マンガボックスへのリンクです。PCだとそのまま漫画を読むことができますが、スマートフォンだとアプリをダウンロードしなければ読めないかもしれません。
※ その場面、黙らさせていただきます 第1話
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この作品は Twitter では話題になったのですが、一般の緘黙サイトなどでは取り上げられていないため、ご存じない方もかなりいらっしゃるかもしれません。

↓ ぜろぽんちさんの Twitter での関連投稿です。
○ https://twitter.com/zerotan0201/status/471624558215065600
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○ https://twitter.com/zerotan0201/status/472378643771953152
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「マンガボックス」の漫画はよく読まれているようです。専用アプリは「600万ダウンロード突破!」だそうです。

緘黙経験者が描いた緘黙のウェブ漫画といえば、ベルガさんの作品もあります。何年も前からあるので、ご覧になったことがある方もいらっしゃるかもしれません。

↓ ベルガさんの漫画が置いてあるページです。
○ かんもくマンガ
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緘黙経験を歌に


緘黙を経験された方が緘黙のことを発信するメジャーな方法は、ブログや Twitter などですが、それ以外にもこのようにご本人の特技や技術を生かした様々な表現方法があるようです。

7月17日には、シンガーソングライターの若倉純さんという方が、ご自身の緘黙経験をテーマとした「歌声」という新曲を YouTube 上で公開しました。ご自身のブログでも紹介した他、Twitter や Facebook でもシェアが広がりました。

↓ YouTube へのリンクです。
○ 歌声 / 若倉純 (オリジナル)
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小説投稿サイト


最近では、ウェブ上での小説投稿サイトで、緘黙の経験をノンフィクションというかたちで載せる経験者も見かけます。私はこの分野には詳しくないのですが、知っている範囲でご紹介します。順不同。

○ 実穂さん『元場面緘黙症 七転んだとしても八起き上がれば』 (新しいウィンドウで開く
○ 桜庭みゆきさん『イジメ•心の傷•緘黙』 (新しいウィンドウで開く
○ 美優さん『普通って何ですか?』 (新しいウィンドウで開く
○ 。恋音。さん『泣きむし緘黙』 (新しいウィンドウで開く

投稿小説といえば、ノンフィクションではないのですが、緘黙の少年とその幼馴染の話を書いた9万件を超える総閲覧数を記録した投稿小説があるので、ついでにご紹介しておきます。ただし、この小説は「BL小説」というジャンルです。ボーイズラブという言葉を知らない方、興味のない方、嫌悪感を抱く方はご覧にならない方がよいです(ただし、今作はBL要素はかなり軽めだそうです)。

○ bonbonさん『silent child』 (新しいウィンドウで開く

それにしても、緘黙専門サイトを立ち上げて理解を訴えるよりも、このように緘黙関係で何らかの創作をして、緘黙とは無関係の場で公開した方が、緘黙の認知拡大に役立つように思えてきます。私も緘黙の漫画を描いて、歌を歌い、ケータイ小説デビューをしたいと思います(嘘です。そんな技術ありません)。