連載漫画「放課後カルテ」緘黙編、最終回!

2015年01月15日(木曜日)

アイキャッチ画像。ハートマーク。
女性コミック誌『BE・LOVE』(講談社)に連載中の医療漫画「放課後カルテ」の場面緘黙症編が、1月15日(木)発売の2015年3号で最終回を迎えました。この最新号の『BE・LOVE』では「放課後カルテ」は表紙&巻頭カラーで、連載作品の中でも最も大きな扱いでした。なお、『BE・LOVE』は女性向けコミック誌の中でも最も発行部数が多いです。

感動的な最終回でした。また、納得いく結末でした。制作者側に緘黙への深い理解がなければ、こういう結末にはできないだろうと思います。緘黙状態の描写はもちろん、子どもや親の心理もしっかり描かれていて、物語としても面白かったです。主人公の学校医・牧野も魅力的でした。なお、今回の話でも、参考文献に『どうして声が出ないの?』『場面緘黙Q&A』『なっちゃんの声』が挙げられています。

BE LOVE (ビーラブ) 2015年 2/1号 [雑誌]緘黙編は5回計150ページにわたって連載が続きましたが、緘黙に関する定評ある文献に忠実な内容でした。緘黙を経験されていない方にとって緘黙の理解は難しく、フィクションの中には緘黙の理解の点でどうかと思われるものも散見されるのですが、「放課後カルテ」はこのあたり実によく描かれていました。緘黙を経験された方やその親御さんに安心しておすすめできる内容です。緘黙理解の教科書や副読本のようなものとしておすすめてもいいほどの水準です。

緘黙に関心のある者として、「放課後カルテ」で緘黙を、連載形式で何回にもわたって取り上げてもらえたことは本当にありがたいことでした。感謝に堪えません。

なお、緘黙の話が収録された単行本第8巻が、2月13日(金)に発売の予定です。この漫画の作者日生マユさんの Twitter 投稿によると、全5回の緘黙編のうち最終回を除く4回分が収録されるようです。こちらもお楽しみに。

「放課後カルテ」の最新話は『BE・LOVE』3号3ページから33ページまで(ただし4ページは除く)。緘黙編は終わりますが、連載は続きます。

↓ 作品内容が紹介されています。最新話の内容もあり。
◇ 「放課後カルテ」日生マユ|BE・LOVE|講談社コミックプラス (新しいウィンドウで開く

[関連ページ]

↓ 「放課後カルテ」はここでも読めるそうです。有料。
◇ Yahoo! ブックストア「女子コミ!」 (新しいウィンドウで開く

↓ 緘黙編最終回では、反復性腹痛の少女も登場しました。
◇ 反復性腹痛 (新しいウィンドウで開く

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