今年5月の緘黙啓発月間について

2015年03月03日(火曜日)

アイキャッチ画像。写真素材サイト・モデルピースより藤浦真菜さんです。編集は主に PicMonkey で。

今年の啓発月間は見送る方向


毎年5月に行なってきた場面緘黙症啓発月間ですが、私に関しては、今年はこの活動を見送ろうと考えているところです。来年以降の活動については未定です。昨年までの間に賛同してくださった方、どうもありがとうございました。

場面緘黙症啓発月間とは、緘黙の啓発活動を5月に集中的に行うものです。海外の一部で行われている Selective Mutism Awareness Month にならって、私が勝手に言い出したものです。

その目的は、(1)放って置かれている緘黙児、あるいは緘黙の人を掘り起こすこと、(2)緘黙に対する正しい理解を促すことです。

海外では啓発月間は10月に設定されているのですが、私は5月としました。その理由は、日本では4月に新学期が始まることを考慮したからです。緘黙は入学や進級に問題化しやすいですので。ただ、4月に啓発活動を行うと、単に新しい環境に慣れなくて話せないだけの児童生徒が緘黙と混同される恐れがあるので、1ヶ月置いて5月に設定しました。

ですが、昨年もお話した通り、私はもともと5月にこだわりはなく、5月の啓発月間よりもよい方法があればそちらを柔軟にとってもよいと考えていました。現在、このあたりのところを考え直しているところです。

そういうわけですが、いや、やはり5月に啓発月間を行なうべきだとして、何らかの啓発活動を独自に展開しようという方がいらっしゃれば、それも一つの判断だろうと思います。

蛇足:あまり知られていない障害や病気等に関心を持つようになってきた


ところで、緘黙関係者の間で話題になった医療漫画『放課後カルテ』の緘黙の章を読んだとき、私は物語の中に出てきたもう一つの症状「反復性腹痛」が気になりました。そこで、自分なりに調べたり、このブログでも軽く触れたりしました。

また、先月、私がいつも読んでいる『日本経済新聞』で、肌や髪の色が白い「アルビノ」の人の悩みが大きく取り上げられていて、つい熱心に読んでしまいました。

緘黙に関心を持って、緘黙のことを多くの人に知ってもらいたいと考えるようになってから、あまり世に知られていない障害や病気などに関心を持つようになっています。「緘黙のことを知ってください、理解してください」と人様に声高に訴えておきながら、他のあまり知られていない障害や病気を持った人のことを知ろうとしないのは、自分さえよければよいという自己中心的な姿勢のように思えてきたからです。

といっても、現状は新聞やニュースなどで取り上げられたら特に注意をして読む受動的な程度のものではあります。ですが、関心は持ち続けておこうと思います。蛇足ですけれども、ついでのお話でした。

画像のモデル・藤浦真菜さんについて


今回のブログのアイキャッチ画像(冒頭の画像)のモデル・藤浦真菜さんが、今年2月をもってモデルのお仕事を卒業されたそうです。藤浦さんの写真素材はこのブログで6度、「特選記事」で1度の計7度にわたって利用してきました。この場をお借りして感謝の意をお伝えしたいです。