NHKラジオ第一で、緘黙について触れられる

2015年03月04日(水曜日)

アイキャッチ画像。写真素材サイト photo ACより。

「すっぴん!」で緘黙が軽く話題に


今日3月4日(水)に放送されたNHKラジオ第1の番組「すっぴん!」の中で、「場面緘黙症」が軽く話題になりました。

「すっぴん!」には「こそだてカフェ」という、聴取者(リスナー)からの相談に専門家が答えるコーナーがあります。今回は「もうすぐ3歳の女の子が、自分の気持ちを表現できません」という趣旨の、母親とみられる女性からの相談でした。この相談に、発達心理学が専門の大日向雅美教授(恵泉女学園大学大学院)が答えるというのが大まかなコーナーの流れでした。

相談内容には「緘黙」の文字はなく、相談者が緘黙の可能性を考えて相談を行なったかどうかは分かりません。ですが、大日向教授がひとまず回答をした後、番組進行役から緘黙について言及があり、緘黙のことで番組に寄せられた聴取者からのメッセージ2通が読まれました。大日向教授は、今回の相談内容から、問題の3歳の女の子は緘黙ではないのではという見方を示し、その後も、大日向教授の話は続きました。

「外で話せないというと、場面緘黙症ということを考える方、最近多い」


あくまで相談内容から感じた子どもへの印象ですけれども、 この子は人見知りが激しい子のようですが、果たして緘黙とまで言えるかどうかと私も思いました。特に、相談者からの補足のメッセージに、「娘は私から促せば『ありがとう』と言えたり、たまに預けている保育園では興味のあることには少し話すようですが」とあったことから、どうだろうと思いました。

気になったのは、大日向教授の次の一言です。

外で話せないというと、場面緘黙症ということを考える方、最近多いんですね。

緘黙が認知されてきているのだろうかとも思ったのですが、その一方で、緘黙ではない人見知りの子が、過剰に緘黙を疑われるようなことはあるのだろうか、もしあればそれも問題だろうとも思いました。緘黙は知られてほしいですが、こうしたことのないよう、人見知りやよくあるシャイなどとの違いは強調されるべきだと感じました。

なお、今回の「子育てカフェ」放送分は、後にNHK「すっぴん!」のホームページで、ポッドキャスティングというかたちで聴くことができるようになりそうです。つまり、放送後も、インターネットで聴けるということです。既にポッドキャストが公開されている2月25日(水)放送分「3歳の娘が、トイレでウンチができません」でも、緘黙のことがごく軽く触れられています。

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