「かんもくフォーラム」某紙に、詳しい報告記事が載る

2015年08月14日(金曜日)

アイキャッチ画像。
8月1日(土)、2日(日)に東京で開催された「かんもくフォーラム」の内容が、8月10日(月)の『しんぶん赤旗』に掲載されたそうです。大きな記事で、フォーラムで行なわれた講演内容などが詳しく書かれてあります。

↓ 記事が画像の形式で掲載されています。拡大すると本文を読めます。
◇ irie さんの Twitter 投稿 (新しいウィンドウで開く

なお、場面緘黙症Journal は共産党など、特定の政党を支持しているわけではありません。ただ、詳しい記事が載ったので、ここでご紹介しています。

記事を読んだ感想をいくつか。


緘黙の問題の本質「その子本来の力が発揮できないこと」


緘黙の問題の本質を「その子本来の力が発揮できないこと」と強調するのを最近見かけることがありますが、これは日本独特ではないかと思います。といっても、海外では見方が違うことを根拠に間違っていると言うつもりはありません。

そういえば以前、ダイヤモンドオンラインに「緘黙は不登校とも深い相互関係があった 最新研究でわかった新たな原因と支援策」という見出しの記事が掲載されたことがありますが、これも、掲載されたのは高木潤野長野大学准教授の私見が中心ではないかと思います。

もっと緘黙に関心を持つ専門家が増え、多様な見方が示されるようになれば、緘黙をより多角的に見たり、専門家の見解をより批判的に見たり(否定的にという意味ではなくて、吟味してとか検討してとかいう意味)することができるようになるのではないかと思います。

「私の場合は」


緘黙を経験した大橋伸和さんは、ご自身の経験を話すときに「私の場合は」と一言添えるようにしているそうですが、勉強になります。経験者や当事者は、自分自身の経験をつい一般化してしまいたくなるところがあるような気がするのですが、立派です。

なお、「私の場合は」学校では話せず、表情も出ませんでしたが、それを「本来の力が発揮できなかった」とは必ずしも考えていません。緘黙(自己診断ですが)状態の私は急に優等生になるなど、「緘黙力」とでも言える、別の力を発揮していた一面もあるように思います。学校に行くと優等生になってしまうのは、『私はかんもくガール』のらせんゆむさんも同じだったそうで、作中に描かれてあります。

「各地にできた場面緘黙の団体」


「各地にできた場面緘黙の団体」では、7月に設立されたばかりの北海道のかんもくグループまで押さえていて新しいです。その一方、さくらんぼの会や、松江の会などは載っていません。

[お詫びと訂正](2015年8月15日)

さくらんぼの会は載っています。お詫びして訂正致します。


あと、佐世保の「たまごの会」は初めて聞きました。佐世保市役所ホームページ にあるこの会は関係あるのでしょうか?

↓ 佐世保市役所HP へのリンクです。
◇ たまごの会へ遊びにきませんか?
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余談・緘黙RPGの「緘黙イベント」は、かんもくフォーラムもモデル


ところで、先日私が試作した緘黙のRPG(ロールプレイングゲーム)に「緘黙イベント」が登場しますが、これはかんもくフォーラムなどがモデルです。

「緘黙イベント」では緘黙の講演会が開かれていたり、緘黙を経験した吟遊詩人が歌を披露したりと、様々なミニイベントが用意されています。ゲームで、こんなことも表現できるんですね。ただし、ゲームを作ったのはフォーラム開催前です。