場面緘黙症の治療の目標は、発話ではない!?

2006年07月08日(土曜日)

場面緘黙症の治療の目標は、学校などで不安を感じないようにすることなのだそうです。発話ができるようにすることではないのだそうです。

英語圏のいろんな文献を読んでいると、こういうような記述をときどき見かけます。

学校などでリラックスできるようになったら、話せるようになるだろうとのこと。発話をゴールにすると、かえって緊張してよくないという言われ方がされることすらあります。

これには、場面緘黙症は社会不安障害(社会恐怖)の症状の一つだという考え方が根っこにあるのかもしれません。

■ びっくり!

びっくりではありませんか!私が緘黙だった頃は、「話せるようになるにはどうすればいいか」ということばかり気にしていたものです。同じように考えていらっしゃる緘黙症をお持ちの方々や保護者の方々は少なくないのではないでしょうか。

ですが、よくよく考えてみればもっとものような気もします。場面緘黙症というと話せないということばかりに注意が向きがちですが、根っこは、極度の緊張だと言われれば、そのような気もします。緊張するから、話せなかったり、思うように振舞えなかったり、ひどいと動くことすらできなくなったりするわけです。

■ 間違った指導の一例

もしそうだとしたら、私の中学時代の部活動の先輩(I先輩)の指導は間違っていたことになります。

I先輩は、無口な私に「まずは1日2,000語話すのを目標にしろ。慣れたら、次は1日3,000語だ」などとおっしゃっていました。

完全に発話を目標にしています。ご好意はありがたかったのですが…。

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記事は長ければいいというわけでもないので、今日はこのぐらいで終わりにいたします。

緘黙症の治療に関する記事はアクセスをたくさんいただきます。もっと治療に関する記事を書きたいとも思うのですが、その前にもう少し勉強したいことがあるので、書くのは勉強が終わってからにします。