「日本緘黙研究会」について

2015年10月01日(木曜日)

アイキャッチ画像。
[追記(2016年5月16日)]

既に、日本緘黙研究会のホームページが立ち上がっています。

◇ 日本緘黙研究会HP開設、定員270名の研修講座を開催 (新しいウィンドウで開く

「日本緘黙研究会」企画のシンポが9月にあった


9月21日(月)に、日本特殊教育学会第53回大会の中で「日本緘黙研究会」企画のシンポジウムがありました。シンポジウムで話題提供をした角田圭子氏(緘黙支援団体「かんもくネット」代表)が、かんもくネットの Facebook ページの中で報告しています。

↓ Facebook に登録していない方でも閲覧できます。
◇ かんもくネット Facebook ページへのリンク (新しいウィンドウで開く

私が確認できた、日本緘黙研究会の最初の活動です。

「日本緘黙研究会」とは何か


「日本緘黙研究会」とは何かというと、実は私もよく知りません。2013年9月に発足したという情報を得てから注目していたのですが(2013年の十大ニュースで取り上げたほどです)、これまで詳しい情報を得られませんでした。

少なくともネット上では情報が少ない同研究会ですが、それでも情報を集めてみました。

2013年9月発足


2013年9月1日に、日本特殊教育学会の大会で緘黙をテーマとするシンポジウムがあったのですが、その後に発足したそうです。どうもこの研究会は、毎年1回開かれる特殊教育学会の大会期間中に、新たな動きが見られます。

◇ 「かんもくの会」トップページ下部に情報あり (新しいウィンドウで開く

このシンポジウムは緘黙支援団体「かんもくの会」(かんもくネットとは別の団体)の代表が企画者の一人で、同研究会発足の情報も、かんもくの会ホームページで発表されたのが最初だったと思います。かんもくの会は研究者との関わりが深いです。かんもくの会と日本緘黙研究会研究会の間に何か関係がありそうにも思えますが、実際のところどうなのかは知りません。

高木潤野准教授が事務局長(2015年1月現在の情報)


「信州かんもく相談室」の高木潤野准教授(長野大学)が事務局長だそうです。2015年1月現在の情報です。事務局長以外にどういう役職があるのかは知りません。

◇ 東信ジャーナル[Blog版]に情報あり (新しいウィンドウで開く

立ち上げ準備中当時の計画は……


研究会の立ち上げ準備中、高木氏が『長野大学紀要』の中で次のように書いています。

「支援者のネットワークとして、研究者を中心とした団体である『緘黙研究会(仮称)』の立ち上げ準備が進行中である。『緘黙研究会(仮称)』は緘黙研究に関心を寄せる全国の研究者や臨床家の集まりを目指しており、今後は会を正式発足させ、年次大会や論文集の発行を計画してゆく」

◇ 高木潤野(2013)「長野県における緘黙の当事者・保護者・支援者ネットワークの構築」『長野大学紀要』63-64に情報あり (新しいウィンドウで開く

現在もこうした計画のもと活動を続けているのかどうかは、知りません。

年会費300円(2013年当時の情報)


年会費は300円だそうです。研究会発足当初の情報です。

◇ Yumiko SASADA さんの Twitter 投稿に情報あり (新しいウィンドウで開く

今後、ホームページができる


今後、ホームページが開設されるそうです。これから詳細が明らかになるでしょう。来年には、教員対象の研修会を企画するそうです。

◇ 「信州かんもく相談室」ブログに情報あり (新しいウィンドウで開く

コメント


日本緘黙研究会が、当初の計画通り、緘黙研究に関心を寄せる全国の研究者や臨床家の集まりを目指しているとすれば、海外でこれに相当する組織は、私の知る限り聞いたことがありません。世界初の試みかもしれません。

ただし、緘黙児支援が進む国では、緘黙支援団体にこうした研究者や臨床家が日本よりも深く関わっているようです。国によって多少違いがあるかもしれませんが、日本の「かんもくネット」や「かんもくの会」に、「日本緘黙研究会」が合併したものが、緘黙先進国の緘黙支援団体のありように近いと言えばいいでしょうか(語弊があるかも)。

今後、日本緘黙研究会がどのような活動を行なっていくのか、既存の緘黙支援団体やグループとどのように関わっていくのか、注目したいです。