ちょっとした検索のコツ Part2
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以下の「Yahoo!」「Google」「Live Search」をクリックすると、それぞれの検索エンジンでの検索結果が出てきます。
■ 教育機関のサイトを「緘黙」と検索してみる
⇒ Yahoo! Google Live Search
■ 学術機関のサイトを「緘黙」と検索してみる
◇ 学術機関(ただし、CiNii は除く)を検索
⇒ Yahoo! Google Live Search
◇ 学術機関(ただし、CiNii のみ)を検索
CiNii は、国立情報学研究所による論文情報サイトです。CiNii のサイトで直接検索した方が便利です。
■ 政府機関のサイトを「緘黙」と検索してみる
◇ 政府機関(ただし、国立特殊教育総合研究所、研究開発支援総合ディレクトリを除く)を検索
⇒ Yahoo! Google Live Search
◇ 政府機関(ただし、国立特殊教育総合研究所のみ)を検索
⇒ Yahoo! Google Live Search
◇ 政府機関(ただし、研究開発支援総合ディレクトリのみ)を検索
研究開発支援総合ディレクトリのウェブサイトから直接検索した方が多くの検索結果を得ることができます。 ここで「緘黙」と検索すると、緘黙を研究テーマに選んだり、研究業績に緘黙の論文を挙げたりしている日本の研究者の情報が得られます。
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以下、どうしてこのような検索が可能かについての技術的な説明です。といっても、それほど難しい話ではありません。
- [2008/05/01 20:51]
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日本には緘黙症の個人ブログが多い
日本には、緘黙症(特に場面緘黙症)をテーマにした個人ブログがとても多いです。goo のブログ検索で「緘黙」と検索すると、80件近いブログがヒットします(スコア0以上のブログ。ただし、この中にはリンク切れのブログも含まれています)。
しかし、こうした傾向は世界中で見られるものではありません。私がよくチェックしている英語圏では、緘黙症をテーマにしたブログは5件ぐらいしか知りません。
Technorati 社の2006年?の調査では、全世界のブログのうち、日本語ブログは37%、英語ブログは36%を占めており、両者は同じぐらいであることが分かります。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0704/06/news057.html
しかし、緘黙症をテーマにした個人ブログの数となると、文字通り桁違いの差があるわけです。
なお、日本語圏、英語圏に次いでブログが多い中国語圏では、少なくとも私の知る限り、緘黙症をテーマにした個人ブログは1件もありません。場面緘黙症児への支援が比較的充実したドイツ語圏でも、同様です。
■ 日本ではどうしてこんなに多いのか
どうして日本では、これほど個人の緘黙症ブログが盛んなのか、はっきりとした理由は私には分かりません。いや、日本に住んでいる私としてはむしろ、どうして海外ではこうしたブログが流行らないのか、そちらの方が不思議です。
日本のネット界では、個人が緘黙症のサイトを開設し、情報を発信するという文化が古くからありました。[1] 私はもしかしたらそのことが関係しているのではないかと見ています。
■ 個人ブログは掘り下げて書くことができる
緘黙症をテーマにしたブログは、そのブログ管理者が、緘黙症について掘り下げて書くことができます。掲示板と違って、一人の緘黙症関係者が、緘黙症について延々と自分のことを書き連ねても、誰からも文句を言われることはありません。[2]
こうしたブログを自由に読み書きできる文化が日本にはあることは、緘黙症に関心のある方にとっては嬉しいことではないかと思います。
■ 日本の緘黙ブログ文化を英語圏に輸出
私が英語ブログを始めたのも、こうした日本の文化を海外に輸出するのが狙いの一つでした。その後、私のブログの影響かどうかは分かりませんが、場面緘黙症をテーマにしたブログが英語圏で増えてきました。先にお話した5件ほどある英語圏の緘黙症ブログは、いずれも私が英語ブログを始めた後に開設されたものです。
うーん、もしかしたら、英語圏では私がパイオニア?でも、英語圏ではまだまだ少ないですから、パイオニアというほどでもありませんね。(>_<)
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[注]
[1] 私が最初にインターネットで場面緘黙症を知ったのは、2001年の終わり頃でしたが、少なくともその頃からそうでした。
[2] 場面緘黙症Journal 掲示板では、こうした投稿について管理者として咎めたことはありません。
- [2008/04/24 20:42]
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日本の緘黙研究、国際的な学術誌に載ってない
本当に素朴な疑問なんですが、日本の場面緘黙症の研究が、国際的な学術雑誌(英語圏)に載っていないのはなぜなのでしょう?
ドイツ、ノルウェー、イスラエル、トルコ等の研究が、英語圏の学術雑誌に載ることはあるのに(アメリカ、カナダ等は言うに及びません)。
日本の研究者は、日本国内の学術雑誌ばかりに発表しています。
* * * * * * * * * *
このような疑問を感じるのは、私が大学で経済学を専攻したからなのかもしれません。日本の経済学界では、専攻分野にもよりますが、論文を英語で執筆して国際的な学術雑誌(主にアメリカの雑誌)に投稿するということは、わりと行われています。
ただ、日本の医学界も、おそらくその例外ではないのではないかと思うのですが…。
* * * * * * * * * *
日本の研究者が、海外の緘黙症の研究文献を引用することはあります。しかし逆に、海外の研究者が、日本の研究を引用することはありません。そもそも、日本の研究が海外に発信されていないのです。
場面緘黙症は日本国内だけの問題ではありません。もっと日本の研究者も世界に研究を発表し、国際的な議論の場に立てばいいのに、と素朴に思います。
ちなみに、日本だけでなく、中国などアジア圏の緘黙症研究も、英語圏の学術雑誌で見かけることはありません。
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- [2007/11/28 13:10]
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ネガティブ思考も捨てたものじゃない?
不安は退治されるべき悪であり、ネガティブ思考よりもポジティブ思考の方がいいに決まってる、というのが世間の常識です。
こうした常識に心理学の切り口から挑戦する本を見つけ、むさぼるように読んでいました。The Positive Power of Negative Thinking(邦訳書『ネガティブだからうまくいく』)という本です。
※ 今回は、場面緘黙症と直接関係ない話です。
この本の主張は、ポジティブ思考が全てではなく、人によっては、あるいは状況によっては、不安をうまく生かす "defensive pessimism"(防衛的悲観)というネガティブ思考をとることによって、成功することもできるというものです。
この本が出版されたアメリカはポジティブ思考大国だと私は思っていたのですが、そのアメリカでこのような本が発表されたことに驚きを隠せません。New York Times や Washington Post にも引用されたといいますから、反響は大きかったのかもしれません。
著者の Julie K. Norem 氏は人格心理学の専門家で、同氏のネガティブ思考に関する学術論文は、Journal of personality and social psychology といったトップジャーナルにも掲載されています。この本はどうやらそうした学術雑誌に掲載された論文をもとに、一般向けに編集されたもののようです。怪しげな類の本ではありません(とはいえ、同氏の主張は、心理学の常識からすると少し変わっているのではないかな?とも思います)。防衛的悲観に関する研究は日本の心理学者の間でも行われているようです。
私がどうしてこのような本をむさぼり読んでいたかというと、ほかでもありません。私自身不安が強く、ポジティブ思考よりもネガティブ思考の方が肌が合う人間だからです(元場面緘黙児って、こういう人、多そう)。
- [2007/01/23 18:39]
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