掲示板9年間ありがとう特集(後編)

2015年05月26日(火曜日)

アイキャッチ画像。
お多福おっと、間が空いてしまった!富条さんへのインタビューを続けます。あれ、何のインタビューでしたっけ?

※ インタビュー前編はこちら。
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掲示板過去ログの保存が、最終段階に


お多福そうそう、今月末日をもって閉鎖する従来型掲示板についてです。前回のインタビューから8日が経ちましたが、掲示板の過去ログの保存・公開については、何か進展はありましたか?

若侍現在、過去ログの保存作業を一通り終えて、見直しの段階に入っています。規模の大きな掲示板なので、保存作業に時間がかかっています。掲示板には登録ユーザーのプロフィールデータもあるのですが、今のところ、いただいた投稿を中心に保存するにとどめるつもりです。

若侍ですが、保存作業が終わっても、これを公開するために必要な作業がまだ残っていて、過去ログ公開のための道のりは長いです。

掲示板開設のきっかけ


お多福ところで、この掲示板は、そもそもどういうお考えで開設することにしたのですか?

若侍ブログを読んでくださっていたある方から、掲示板開設のご要望をいただき、それを受けて開設しました。ブログをやっていたら掲示板開設の要望がくるとは、今では考えられませんね。当時は、個人運営の緘黙ホームーページや掲示板がたくさんあった時代でしたから。

若侍なお、掲示板開設のご要望については、私はこう回答しました。「掲示板は、作ろうと思えば簡単にできるのですが、おそらくほとんど誰も書き込んではくれないものと思います(自分で言うのも悲しいところですが…)。今現在でさえ、アクセス数が少ないですし、コメントをくださる方もあまりいらっしゃいませんから。そもそも、緘黙症の掲示板は既にたくさんありますからね。埋没してしまいそうです。(以下、省略)」

お多福こんな回答をしておきながら、どうして掲示板の開設に踏み切ったのですか?


若侍とりあえず開設してみて、需要がなかったら閉鎖すればいいじゃないかと考えを変えたのではなかったかと思います。それから、ただ掲示板を作るだけでは確かに埋没してしまいそうですが、今までにない個性的な掲示板にしてみたら面白くなるかもしれないとも考えました。

お多福なるほど、それで、あのフォーラム型掲示板を採用したのですね。海外では一般的ですが、日本では珍しい掲示板です。@BBブランドのあのレンタル掲示板も、当時はサービス開始1年目で、まだ実績はありませんでした。今ではあの掲示板を使っている緘黙サイトが他にもありますけれども。

若侍ご要望がなければ掲示板を開設することはありませんでしたし、掲示板へのコメントが少なければ早々に閉鎖しただろうと思います。掲示板は私が主導したものではなく、皆様のお声にお答えしてのものでした。

掲示板運営の思い出


お多福9年間掲示板を運営されて、何か思い出はありますか?


若侍一番印象に残っているのは、掲示板に投稿されたある保護者さんから、メールでお叱りを受けたことですね。

お多福えっ?詳しくお聞かせ願いませんか。





掲示板9年間ありがとう特集(前編)

2015年05月18日(月曜日)

アイキャッチ画像。
お多福場面緘黙症Journal をご覧の皆様、お元気ですか!羊田羊子です。上の美しい女性こそ私の真の姿です。既にお知らせの通り、長きにわたってたくさんの投稿とアクセスをいただいてきた従来型掲示板が、5月31日(日)24:00をもちまして閉鎖されることになりました。

※ 従来型掲示板
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お多福そこで今回は、これまで掲示板をご愛顧くださった皆様に感謝の気持ちを込めて「掲示板9年間ありがとう特集」と題し、管理者の富条さんに掲示板についてお話を伺おうと思います。富条さん、よろしくお願いします。

若侍よろしくお願いします。羊田さん、お正月以外にもここに登場されるんですね。珍しい!特別感があります。ただ、上の画像の女性は、りらのすけさんという方が描かれたイラスト素材で、羊田さんとは関係ありませんよ!

過去ログを残せないか検討しています


お多福掲示板の開設日は2006年5月7日で、9年の歴史があります。投稿数はこれまで4,956件、トピック数は363件、登録者数は203人に上ります。掲示板の規模はかなり大きいです。

若侍今では考えられませんが、昔は Yahoo!Japan で「緘黙」と検索すると、うちのサイトが検索順位1位だったんですよ(今はぎりぎり10位に入ったり、入らなかったり)。当時は Twitter がないなど、インターネット上のコミュニケーションのありようも、今とはだいぶ違った時代です。このあたりの頃に、掲示板への投稿数や登録者数が伸びたのではなかったかと思います。

お多福大げさな言い方かもしれませんが、一つの時代の終わりを感じます。個人ホームページ花盛りの2000年代には、個人の緘黙掲示板がたくさんありました。一つのホームページに複数の掲示板が置いてあることも珍しくありませんでした。緘黙と斜視を扱った「ほほえむ」さんなんて、一時は9つも掲示板を設置していました。それがいつの間にか無くなって。

お多福一昨年は「場面緘黙症専用」さんの先代の掲示板、昨年は「日本全国緘黙症・元緘黙症探し!」の掲示板と、10年ぐらい続いた歴史ある掲示板が相次いで閉じてしまいました。そして、ついにはこの掲示板まで。

若侍お絵かき掲示板を設置した緘黙ホームページもありましたよ。あと、掲示板とは少し違うかも知れませんが、ゲストブックに記帳したり、足跡残したりもしました。チャットなんてのもありましたね。ですが、今ではほとんど全く残ってない。

お多福それにしても、これだけの投稿の蓄積がある掲示板が無くなるのはもったいないような気もします。緘黙関係では、もしかすると過去に例のないことではありませんか。

若侍2000年代の初め頃、Yahoo!Japan 掲示板に「緘黙症」トピックがあったのですが、ある日これが無くなって、少なくとも1,600件に上る投稿が失われたことがあります。消えたのは2003年頃と見られます。投稿頻度が減ってトピックが下がり、ついにはトピックそのものが無くなってしまったんですね。これが私が知る過去最大規模の、緘黙関係の掲示板投稿が無くなった例です。場面緘黙症Journal の掲示板が閉鎖すると、この3倍の規模の投稿数が消滅することになります。

※ 2003年4月22日当時の Yahoo!Japan「緘黙症」トピック
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若侍実は当初の方針を転換し、掲示板の過去ログの保存・公開を検討しているところです。ありがたいことに、保存できるかもしれない方法が見つかりました。過去ログが保存できたら、「過去ログに残してほしくない方がいらしたら、お手数ですが、ご連絡ください」とお断りした上で、掲示板閉鎖後に再公開しようかと考えているところです。





SMJ10年目突入!緘黙・新春インタビュー 2015

2015年01月01日(木曜日)

アイキャッチ画像。写真素材サイト写真AC より。
お多福場面緘黙症Journalをご覧の皆様、新春のお慶びを申し上げます!羊田羊子です(馬田馬子改め)。今年も、場面緘黙症Journal の富条さんへのインタビューからスタートです。富条さん、よろしくお願いします。

若侍よろしくお願いします。旧年中もなんとか場面緘黙症Journal を存続して新年を迎えることができました。今年は10年目に入ります。10周年を迎えられるよう、頑張ります。

富条は、緘黙イベントに参加しないの?


お多福 最近、緘黙関係のイベントやオフ会などが盛んに行われるようになりました。ですが、富条さんがこうした場に参加したという話はまだ聞いたことがありません。緘黙界の貴公子・富条さんが参加されないなんて残念です。

若侍なんですか、その貴公子って。私は一人こつこつ派なんです。緘黙ストーリーを読んでくださると分かるのですが、私は若い頃から友達一人作らずに勉強ばかりしていたような男です。イベントで人と関わるよりは、こつこつブログを書いている方が性に合うんです。

お多福まあ、富条さんは地方にお住まいで、イベントに行くのは大変ですからね。例えば、東京のシンポジウムに行くと、交通費が何万円にもなりそう。

若侍東京と私の住まいを往復するだけの交通費があれば、色んなことができます。例えば、緘黙に関する本が山のように買えます。とはいえ、昨年、ある緘黙関係の方とお会いしたことがあります。

お多福えっ、会ってどうされたんですか。


若侍アイスクリーム食べたりしました。先方は抹茶、私はバニラでした。


「緘黙関連ニュース」


お多福新型掲示板に「緘黙関連ニュース」があります。このブログ右側(PC版)にも更新情報が載っています。すっかり定着しましたが、なかなかいいですね。富条さんが Twitter に投稿されている内容とけっこう重複していますが。

若侍確かに私は Twitter で緘黙関連情報を投稿しています。緘黙とは関係ない投稿も多いですが。ただ、Twitter は見方が分からない方がいらっしゃるかもしれないので。あの掲示板なら、Twitter の見方が分からない方も大丈夫でしょう。

お多福閲覧数はもうすぐ10,000件に届きますね。そうそう、海外サイトから「緘黙関連ニュース」へのリンクが貼られているのを見たことがありますよ!

若侍閲覧数ですが、あれはスパム目的のアクセスなどもかなり入っているんじゃないかなあ。リンクを貼ってくださった海外サイトは、緘黙のウェブ雑誌を発行されている Finding Our Voices さんですね。「緘黙関連ニュース」であのウェブ雑誌を紹介したからリンクを貼ってくださったのかもしれません。

SMJで紹介する本、雑誌


羊先ほど東京への交通費で緘黙に関する本が買えるというお話がありましたが、場面緘黙症Journal ブログでは、緘黙に関する新しい本や雑誌記事がよく紹介されています。富条さん、これらの本や雑誌を全て買っていらっしゃるんですよね?けっこうな出費になりませんか?

若侍(わっ、なんか急に顔が変わった!)図書館を利用することもありますが、ほとんどは買っています。緘黙に関わる本、雑誌を買うのに使った費用を計算したところ、昨年は15,464円でした。

若侍場面緘黙症Journal を通じて Amazon.co.jp で本を購入してくださる方がたくさんいらっしゃって、このため私の元に紹介料が入ってきます。また、これとは別に場面緘黙症Journalの 広告収入もあります。それら収入を皆様に還元したいという思いもあって、私が新たな本や雑誌を購入して読んでみて、ここで紹介することにしています。

「SMJ」という言い方?


羊今回の記事の題名にもありますが、「SMJ」という言い方、前から気になっていました。「場面緘黙症Journal」の略称で、それも英語の The Selective Mutism Journal を略したものなのでしょうが、他サイトではあまりこういう言い方はしませんよね?

若侍「場面緘黙症Journal」は長ったらしくて言いにくでしょう。略称が欲しかったのですが、「かんジャー」ではあんまりなので、横文字で「SMJ」としたのです。「緘黙ジャーナル」と呼んでくださる方もいらっしゃいますね。

羊「かんジャー」だと「間者」を連想させ、スパイみたいでカッコイイです。「関ジャニ∞」というアイドルグループもありますが、緘黙の子をお持ちの親御さんは少年隊や光GENJI あたりの世代かな。

若侍なに分かんないこと言ってるんですか。でも、今にして思えば、「場面緘黙症Journal」という名前の付け方に問題があったような気が……。

お多福10年目に突入しようというのに、今更何をおっしゃるんですか!ともあれ、今年もよろしくお願いします。

若侍こちらこそ、よろしくお願いします。(あっ顔が元に戻った!今のは何だったんだ?怖いよ~……)