場面緘黙症啓発月間2014を振り返る(1)

2014年06月11日(水曜日)

アイキャッチ画像。
5月の場面緘黙症啓発月間を振り返りたいと思います。当初は総括ポッドキャストを作ろうかとも考えたのですが、とりやめました。

啓発月間の目的


1 放置されている緘黙児・者を掘り起こすこと。
2 緘黙に対する正しい理解を促すこと。

目的をどの程度達成できたかの検証は難しいです。ポッドキャストや動画の再生数、Twitter 投稿のリツイート数、ネット上の反応などは一つの目安にはなるかもしれません。これを見ていきたいと思います。

自分自身がしたことを振り返る


緘黙を既に知ってる方向け


◇ 啓発月間ポッドキャストの公開

目立つことをして、啓発月間をアピールする狙いでした。

第1回ポッドキャスト(5/01公開):Audioboo での累計再生数は370回でした(6月11日21:00現在)。通常の各ブログ記事へのページビュー数よりも明らかに多いです。ただし、ここには姉妹ブログからもリンクを貼っています。いただいた拍手数は、5/01~/5/31で33件(1ヶ月間では過去最高)。ツイート数は累計22件(そのうち1件は自分)。アピールの狙いはある程度成功したのではないかと思います。もっと反響があれば、なおよかったです。

第2回ポッドキャスト(5/17公開):Audioboo での累計再生数は130回でした (6月11日21:00現在) 。通常の各ブログ記事へのページビュー数と変わりありません。いただいた拍手数は、5/17~/5/31で17件。ツイート数は累計6件でした(そのうち1件は自分)。

ただ、ポッドキャストはブログで記事を書くよりも効率が悪かったです。予め原稿を書いた上でポッドキャストの収録をし、さらに収録した音声を編集しなければなりませんでした。聞いてくださる方にしても、大抵の方にとっては、ブログ記事を読む方が手っ取り早いような気もします。

収録はタブレット端末とアプリ Smart Voice Recorder で行い、それを適当なソフトで MP3 形式に変換し連結、最後は Audacity というソフトで編集を行いました。アプリとソフトはフリーのものを利用したので、かかった費用は0円でした。

なお、かつて学校で何も話せなかった私ですが、現在の私がポッドキャストで話すことには抵抗は全くありませんでした。収録は自室で行っています。

◇ 場面緘黙症Journal ブログの記事を啓発月間関連のものにほぼ集中させる

5月の期間中は、ブログ記事を啓発月間と関係したものを中心としました。ただ、これはすぐにネタ切れ気味になり、弱りました。また、読者の方にとっては、啓発月間の記事ばかりで退屈に感じなかっただろうかと心配なのですが、このあたり分かりません。なお、啓発月間関連のブログ記事は、Twitter でも紹介しています。

◇ サイトトップページとブログのヘッダーで、「5月は場面緘黙症啓発月間です」とアピール

見やすい場所でアピールを行いました。

※ 参考・場面緘黙症Journal への5月のアクセス数

トップページ:訪問者数前月比4%増、ページビュー数3%減
トップ携帯版:ページビュー数11%減

ブログPC版:訪問者数前月比24%増、ページビュー数6%増
ブログスマホ版:訪問者数前月比1%減、ページビュー数2%増
ブログ携帯版:訪問者数前月比5%増、ページビュー数10%増

5月は4月よりも1日多いです。ブログPC版の訪問者数の伸びが目立つのは、MSN のボットの影響によるところが大きいと思います。これを差し引くと、前月比6%増です。

結局、場面緘黙症Journal へのアクセス数は、4月と比べると特に伸びていません。





ポッドキャスト書き起こし第2回

2014年06月10日(火曜日)

アイキャッチ画像。
2014年05月17日(土)に公開した、場面緘黙症啓発月間ポッドキャスト第2回の書き起こしです。なお、見出しは便宜上つけたもので、ポッドキャストにはありません。

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オープニング


みなさん、いかがお過ごしでしょうか。場面緘黙症Journal の○○です。

えー、ここのところ気温の変化が激しいですね。特に急に暑くなる日は、まだ身体が暑さに十分に慣れていませんので、熱中症に気を付けなければならないな、と用心しているところです。みなさんも、お身体には十分お気をつけください。

さて5月の場面緘黙症啓発月間も半ばに入りました。そろそろこのあたりで、ちょっとした中間報告のようなことを行いたいと思います。 場面緘黙症啓発月間ポッドキャスト第2回目をお送りします。

みなさんの取り組み


啓発月間のスタートから半月ほど経ちましたが、この間、多くの方が緘黙の啓発活動に協力してくださっています。この啓発月間を言い出したのが私ということが知られているのかどうかは分からないのですけれども、私としてはとてもありがたいです。

私はみなさんがどのように緘黙の啓発を行っているのか研究しようと、ブログや Twitter などを見ていたのですが、ひとつの傾向を見つけました。それは、YouTube で公開されている緘黙の啓発動画や、かんもくネットさんが作った緘黙の啓発画像ですね。こういったものを共有したり、紹介したりされている方が多いことです。これは大変賢い方法だなと感心しています。というのも、動画を Twitter でリツイートするとか、ブログに埋め込むとか、そうしたことであれば敷居が低く、呼びかけやすいですし、参加しやすいからです。特にリツイートは、クリックやタップ一つで済みますからね。タップというのは、スマートフォンやタブレット端末の画面を指で軽く1回たたくことですけれども、私もみなさんのように少しでも賢い方法でできればと思います。

私の取り組み


さて、私自身の取り組みについてですけれども、啓発活動は5月のどちらかと言えば後半に力を入れて行うつもりです。啓発月間は1ヶ月間と長いです。スタート時期の1日やその後しばらくの間は注目が集まるでしょうが、後半になると息切れするかもしれません。そこで、敢えてその後半に力を入れるというわけです。

これまでのところの私の取り組みは、啓発月間ポッドキャストの公開、啓発月間関連のブログ記事の投稿などでした。また、みなさんのように、動画や画像などのリツイートも Twitter で行っています。

今後は、私オリジナルの緘黙の解説を、緘黙をご存じない方を対象に姉妹ブログで行ったり、Twitterで緘黙関連のツイートを連投したりといったことを考えています。なにしろ最初に啓発月間を言い出したのがこの私ですから、緘黙の解説は関連動画や画像を共有するだけではなく、オリジナルのものも作りたいと思います。また、他にもちょっとした企画を考えているのですが、今年の啓発月間で実行に移すかどうかはまだ分かりません。

むすび


今回のポッドキャストは、ここまでです。最後までお付き合いくださり、ありがとうござました。

今月は『場面緘黙児の心理と指導』の刊行から20周年です。また、イギリスではメンタルヘルス啓発週間が始まっていて、特に今年は「不安」をテーマに様々な活動が行われています。こうしたことも重なるだけに、頑張りたいと思います。

お相手は、私、○○でした。またお会いしましょう。さようなら。

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◇ 場面緘黙症啓発月間ポッドキャスト第2回を公開新しいウィンドウで開く

ポッドキャスト書き起こし第1回

2014年06月09日(月曜日)

アイキャッチ画像。
場面緘黙症啓発月間が終わり、啓発月間ポッドキャストは、その役割を終えました。いつまでも公開し続けるのは恥ずかしいのでそのうち消すかもしれません。ただ、完全に消すのはもったいないので、ポッドキャストを書き起こしたものをここに残しておこうと思います。今回は第1回目のポッドキャストの書き起こしです。

なお、見出しは便宜上つけたもので、ポッドキャストにはありません。

↓ 書き起こしは、以下です。

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ポッドキャストの目的


みなさん、こんにちは。いつも場面緘黙症Journal をご覧くださり、ありがとうございます。○○です。このポッドキャストでは、場面緘黙症啓発月間についてお話したいと思います。

場面緘黙症啓発月間とは何か


まず、場面緘黙症啓発月間とは何かについてお話したいと思います。この啓発月間は、緘黙の認知度を高めるための活動を5月に集中的に行うものです。海外で行われているものを参考に、私が一昨年言い出した、まあ思い付きですね。それで、なぜ5月かといいますと、緘黙は入学やクラス替えなどの時期に問題化しやすいからです。ただし、4月だとまだ新しい環境に慣れずに無口というのは緘黙に限らずあることですから、4月から1ヶ月置いた5月に設定しています。

啓発月間ではなく、啓発週間や啓発デーとしてもっと短期集中的に行ってもよいのですけれども、私としてはあわよくば、少しでも多くの方に協力していただければと、まあ少し厚かましいことを考えていまして、多くの方が参加しやすいように少し期間をとって啓発月間としました。

私としては、緘黙の認知度を高めるためのアピールを無計画にではなく工夫して行っていければよいと考えていまして、そのためには5月の啓発月間よりもよい方法があればそちらの方法を柔軟にとってもよいと考えているのですが、今のところは5月に行うつもりです。

海外では啓発月間は10月なので、そちらに合わせても面白いかもしれませんね。海外の啓発月間は草の根レベルで行われていて、大手の緘黙支援団体はこれに参加していないようなのですが、アメリカの Selective Mutism Network という非営利組織はこれに取り組んでいます。ここは緘黙の啓発グッズの販売を行っていて、この期間にグッズのアピールを行うなどしています。