場面緘黙症の絵本『バンザイ!なかやまくん』
場面緘黙症の子どもを主人公にした絵本があります。『バンザイ!なかやまくん』という本です。
以前、ブログをご覧の方にこの本を教えていただき、緘黙関連書籍コーナーに追加したのですが、私自身は読んでいなかったので、クリスマスイブのこの日に図書館で読んできたのでした。
絵本の主人公は小学校1年生の男の子・なかやまくんで、小学校に入学してから、学校で話せなくなってしまいました。その後、この子が話せるようになるまでのお話です。本には「緘黙」という言葉こそありませんでしたが、場面緘黙症の子を念頭に書いたものと思われます。
よくできた話だったと思います。最初は誰もいない教室でなかやま君が声を出せるようになり、次にみんながいる教室で声が出るようになった箇所などは、脱感作療法を思わせます。実際はなかなか物語のように簡単に話せるようにはならないのですが、緘黙の悩みを抱える子には心の支えになるかもしれません。
本は、Amazon.co.jp などからも買うことができます。
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あと、以前ご紹介した『こころの病気を知る事典』も図書館で見つけました。
読んでみたのですが…緘黙について書かれてある箇所は1ページもありませんでした。内容も特に珍しいことが書かれているわけではありませんし、緘黙に関する情報を求めるのであれば、この本については特に探して読むほどのものではないだろうと思います。
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- [2007/12/24 19:54]
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こころの病気を知る事典
Amazon.co.jp で「緘黙」と和書検索していたところ、『こころの病気を知る事典』という本がヒットしました。以前はヒットしなかったのにおかしいな、と思ったところ、2007年11月30日発売とのことでした。
事典には場面緘黙症のことも載るようです。ただ、推測ですが、おそらく場面緘黙症は数ページ程度の内容に留まるのではないかと思います。
ですが、何かのついでがあれば、書店でこの本を探して、場面緘黙症についてどう書かれているか念のため確かめてみたいと思います。何か特別変わったことが書かれてあったとか、ずいぶんとページ数が割かれてあったとかいうことであれば、場面緘黙症Journal の書籍コーナーに加えたいと思います。
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場面緘黙症について触れた書籍は、和書だけでも数多くあります。Amazon.co.jp で「緘黙」と検索すると、いくつか書籍がヒットしますが、これらはほんの一部にすぎません。
場面緘黙症Journal の書籍コーナーでもかなり取り上げていますが、これも全てを網羅しているわけではありません。特に、医学事典の類で、場面緘黙症のことが書かれてあったけれども、わずか数ページの内容だったという場合は、今のところは基本的に載せない方針です。
[後日談(12/24/2007)]
『こころの病気を知る事典』読みました。緘黙について書いてある箇所は1ページもありませんでした。内容も特に珍しいことが書かれているわけではありませんし、特に探して読むほどのものではないだろうと思います。
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- [2007/11/05 20:13]
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重松清『青い鳥』、場面緘黙症の認知度
最近、日本のブログ、それも場面緘黙症とは全く関係ないブログで、場面緘黙症のことが触れられる回数が少し増えてきました。
それというのも、最近発売された重松清氏の『青い鳥』という本に、場面緘黙症の子を主人公とした短編が収録されているためです(当サイトの書籍コーナーでもご紹介しています)。本を読んだ方がブログで感想を書いている、というわけです。
おそらく『青い鳥』を手に取られた方の多くは、場面緘黙症をご存じないでしょう。この本は、場面緘黙症の認知度に影響を与えていると思います。
よく場面緘黙症の認知度を上げたいという話を聞きますが、認知度を上げるなら、当たり前のことですが、いかに場面緘黙症を知らない人にアピールするかが大事です。
例えば、場面緘黙症Journalのようなサイトで何を言っても、こうしたサイトをご覧になる方は最初から場面緘黙症のことをご存知の方ばかりなので、認知度向上にはつながりにくいです。
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ところで、場面緘黙症の認知度を上げるのは、そうそう簡単な話ではないのではないかと常々思っています。
英米では大手メディアが場面緘黙症を取り上げていますが、英米のウェブサイトを見る限り、これらの国々でも場面緘黙症の認知度は依然低いのではないかと感じます(例の事件で、アメリカではいくぶん認知度は上がったかもしれませんが)。そうでなかったら、認知度向上のためのリストバンドやブレスレットなど作られたりしないでしょう。
日本でも、岩手大学の山本実氏(故人)が読売新聞から2度にわたってインタビューを受けたり、NHKの番組に出演したりしましたが、認知度の低さは皆様ご存知の通りです。もっとも、山本氏がメディアに登場したのは20年近く前なので、無理のないことなのかもしれませんが。
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[関連記事]
◇ 世界のメディアと場面緘黙症
◇ もう一人の緘黙研究者(山本実氏に関する記事です)
- [2007/10/27 16:44]
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『場面緘黙児への支援』 in 台湾
Helping Your Child With Selective Mutism の邦訳書『場面緘黙児への支援』が今年7月下旬に発売されました。
しかし、実は Helping 本の翻訳書が発売されたのは日本が最初ではありませんでした。日本よりも半年も早い今年2月に、台湾で既に中国語の翻訳書が発売されていたのです。今回は、この台湾版のお話です。
2005年8月 原書発売
2007年2月 台湾版発売
2007年7月 日本版発売
台湾の翻訳書の基礎情報はこんなところです。
※ 文字化けしてたらごめんなさい
タイトル:『幫助選擇性不說話的孩子』
著者:安格拉.麥克洪, 查理士.古明漢, 梅樂妮.維尼亞
訳者:史錫蓉
出版社:新苗文化
○ タイトルについて
中国語が分からなくても、何となくタイトルの意味が分かります。
中国語では普通、場面緘黙症のことを「選擇性緘默症」とか「选择性缄默症」などと言うのですが、この本のタイトルは「選擇性不說話」ときている点がユニークです。
- [2007/08/08 15:51]
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